Alteryx Designer v11.5 : トライアル版のインストールとサンプルワークフロー実行

2017.10.20

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Alteryx社との日本国内初となるパートナーシップ締結を結んだのは2014年12月01日の事でした。(※詳細)

あの日からそろそろ3年近く経とうとしていますが、同日に投稿された以下のトライアル版インストールエントリに替わる、直近新しいバージョン版の情報が無い事に気付いたので、改めてこのタイミングで手順を見つめ直してみたいと思います。インストールバージョンは2017年10月20日時点での最新版、v11.5となります。

目次

システム要件

Alteryx Designerを含めたプロダクト導入に関するシステム要件に関する情報は以下の通りです。

インストーラのダウンロード

弊社コーポレートサイトにて、Alteyrxの概要紹介を展開しているページが以下となります。「そもそもAlteryxとはどういうものなのか」といった点について簡潔にまとめてありますので、まずはご一読頂けると製品に対する理解もスムーズに進むかと思います。

このページの下部に、Alteryxの製品ページに遷移するリンクがありますのでこちらをクリックしてください。

Alteryx公式サイトの上部「DOWNLOAD NOW」をクリック。

alteryx-designer-download_01

トライアル版利用に際してはユーザー情報の登録が必要となります。必要事項を記入し、

alteryx-designer-download_02

[Start Now]をクリック。

alteryx-designer-download_03

すると、以下の様な形でトライアル版の選択肢が2つ表示されます。左側のものは所定の環境にインストーラを使ってインストールを行い、物理的にトライアル版を利用する方法。右側のものはWebホスティングされた環境を使って「3時間限定」でAlteryxを触れる...というものになります。

後者のWebホスト版トライアルの内容については後述する事とし、ここでは左側の「物理トライアル」の内容で進めて行きます。左側の[DOWNLOAD NOW]をクリック。

alteryx-designer-download_04

画面遷移しインストーラのダウンロードが行われます。このインストーラ自体は非常に小さなサイズのexeファイルとなるため、ダウンロード自体はすぐ終わります。

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インストール実施

ダウンロードしたインストーラを起動。(※管理者権限での実行を推奨:非管理者権限の場合後述するアラートが出る場合があります)

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インストールのタイプは「Designerのみ」または「Designerと「Rベースの分析ツール群のセット」のいずれかを選択出来ます。ここでは後者を選択し[Next]押下。

alteryx-designer-install_02

Alteryx DesignerのインストールにはMicrosoft .NET Frameworkが必要です。入ってない場合は以下の様な警告文が表示され、

alteryx-designer-install_03

インストールを進めてもエラーとなり作業が進められなくなるのでご注意ください。(所定バージョンのMicrosoft .NET Frameworkをインストール後、上記Alteryxインストーラを再実行してください)

alteryx-designer-install_04

インストールパス等の指定。ここは任意の内容を指定し、[Next]押下。

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ライセンス条項に同意し、[Next]押下。

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ここもそのまま[Next]押下。

alteryx-designer-install_07

同上。

alteryx-designer-install_08

R及びショートカットに関する設定。ここは必要に応じてショートカット周りのチェックをONにしてください。出来たら[Install]押下。

alteryx-designer-install_09

しばらくインストール作業が続き、Designer→R分析ツールといった流れでインストールが行われます。下記完了ダイアログが出たら[Finish]押下でインストール作業を完了させてください。

alteryx-designer-install_10

サンプルワークフロー実行

インストール完了後、所定のアイコンを右クリックして[管理者として実行]で起動。

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ちなみに管理者権限でインストールしていない場合&管理者権限での起動をしていない場合、以下の様な形で警告が表示され、利用出来ない機能もあるようです。実行の際にはこの辺りご注意ください。

alteryx-designer-lisence_and_sample_02

トライアル版のライセンス情報を確認してみます。[Options]→[Manage Licenses]を選択。

alteryx-designer-lisence_and_sample_03

ライセンス情報としては2週間の期限が設けられている事が確認出来ました。またインストールされているライセンスとしては、メールアドレスを元にした形で先頭に「trial_」という文字列が付与された情報が使われている事が確認出来ます。(見辛くて申し訳ありません...)

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ユーザー情報登録後しばらくするとAlteryx社から以下の様な形でメールが送られてきます。本文には2週間限定のライセンスキーが記載されているので、

alteryx-mail

ライセンス情報の登録は[Options]→[Activate License Key]にて行なえます。

activate-alteryx_01

メールアドレス及びライセンスキーを設定して[Activate]で情報の登録を行ってください。

activate-alteryx_02

サンプルワークフローの実行等については特に問題なく実行が可能となっています。(実施詳細については割愛します。以前のエントリ及びDevelopers.IOの関連エントリをご参照ください。)

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Webホスト型トライアル版の実施

エントリ冒頭のインストーラダウンロード手順で選択肢として登場していた「Web Hosted Trial」を選ぶと、別途Webブラウザが起動し、Webブラウザ上でAlteryxを3時間限定で試す事が出来るようになります。[LAUNCH NOW]をクリックすると、

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ページ遷移の後環境準備が始まります。[Launch Your Alteryx Instance]というボタンが表示されたらクリック。

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Webブラウザ上で仮想環境が立ち上がり、従来の物理インストールと同じ形でAlteryxが触れるようになります。触った感じとしては何らストレスを感じる事無くスムーズに扱えている印象でした。

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ライセンス周りの情報は以下の通り。

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また、サンプルワークフロー実行も普通に行なえます。

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手元の環境で試してみた感じだと、ツール郡の表示が限定されていました。この内容については画面右上にある[+]をクリックすると表示内容を制御出来るので、必要なツールを試してみたい時の参考にして頂ければと思います。

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まとめ

という訳でAlteryx Designer v11.5のトライアル版入手・導入の手続きに関する内容のご紹介でした。物理版&Webホスト版と2種類のトライアル環境が提供された事で、より簡単に&スムーズにAlteryxを試す事が出来るようになっています。是非一度Alteryxを直接触って頂き、良さを体験して頂けますと幸いです。

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