【予算管理】Google Cloudの予算アラートが一発で作成できるようになっていました

運用する上で必ず押さえておきたい「予算アラート」について、簡単に作成する方法を共有します。
2024.02.07

概要

Google Cloudの利用料金は、基本従量課金で発生します。(一部予約割引などが存在します)
今回ご紹介する予算アラート機能を使用すれば、利用金額に応じた通知自動化を行うことができます。

久しぶりに予算アラートを作成使用としたところ、Billing コンソールから一発で予算アラートが作成できるようになっていたので、共有します。(最新の情報なのかはわかりません、、。)

予算アラートの作成方法

一発で予算を作成

  • 検索窓から[課金]を検索し、2番目に出てきた[課金]を押下する
    • 請求代行サービス(リセラー)を利用の場合には、[リンクされた請求アカウントへ移動]を押下し、遷移します

  • お支払い画面に遷移後、画面右端に[予算アラートを作成する]を確認します。

  • 今回は[2000]と入力し、作成します。
    • こちらは金額を通知したい金額の最大値を入力します。

  • 予算を作成することができたので、[予算とアラートの詳細を表示します]を押下します。

  • 作成した¥2000の予算アラートを確認できます。
  • 追加で予算を作成する場合、[予算を作成]を押下して、新規作成します。(次項から解説)

詳細に予算を作成

  • 集計する期間を月別にして、組織AにあるプロジェクトAGCEインスタンス予算アラートを作成するとします。(画像)
  • 割引プロモーションのクレジットも含める場合にはチェックします。

  • アラートを設定したい最大の数値を設定します。(今回は¥5000)
  • 指値以外だと、前month’sの費用を選択すると、前月の費用を参考にアラートを作成できます。

  • 100%を¥5000とした場合、90%50%の時点での金額も通知するように設定します。
  • アラートで通知したい宛先用途を選択します。(Pub/Subに飛ばせばFunctionsなどと連携できます)

  • 新規のアラートの作成完了しました。

まとめ

うっかりしていると高額になりがちなクラウドですので、一発でアラートを作成できるのはとても嬉しいですね!!

前回ブログにした、不必要なリソースを提案してくれるFin Ops hubの機能と組み合わせて使用すると安全に費用削減につながるかもしれません。

【参考ブログ】