Google for Mobile I/0 RECAP に参加しています : 後半
はじめに
モバイルアプリサービス部の中安です。 Google for Mobile I/O RECAP @六本木アカデミーヒルズ 参加リポートの後半です。
前半はこちらになります。
長丁場で少し疲れまして、ちょっと前半よりは息切れ気味です。
アプリナビゲーション
アプリデザインの突っ込んだ話かと思いましたが、ヘッダやフッタまたはドロワーメニューと画面の関係性の基本的なガイドライン的なお話でした。 Googleのナビゲーションについてのガイドラインに沿って話をされているという感じでしたので、登壇内容はこちらが参考になるかなぁと想います。
アプリのナビゲーション設計のコツ
by Liam Spradlin & Yasmine Evjen
Firebase + AdMob
AdMob と Firebase の連携で実現するさらに高度なマネタイズ
by 守屋 英義
こちらのセッションは「お金儲けの話なのかな?」と思ったのですが、そうではなく「AdMobとFirebaseがバックエンドとコンソール部分で統合されましたよ」というお話でした。実は今までアプリ内課金収入とバナー広告収入のサマリーは別々で見なくてはいけない状態だったのが、一箇所で確認ができるようになったとのことです。
そしてAnalyticsの導入事例とその簡易さが紹介され、「ユーザがこういう行動をするから、こういう施策が打てるよね」というのがさらに解析しやすくなったというお話でした。
例としては「なめこ」ゲームのアプリで、どのレベルまで上がればユーザが離脱(アンインストール)し、どこでユーザが課金するか。そしてそれに対してどう改善をすればいいのかという実例も教えてもらいました。「なるほどなるほど」と思いつつもユーザとしては「あまり広告出してもらいたくないんだけどなぁ…」と思って聞いてました(笑)。
GCP
GoogleCloudPlatformについての初心者向けセッションも聞いてきました。
Google Cloud Platform を始めてみよう
by 福田 潔
GoogleAppEngine の拡張サービスにして AWSのカウンターサービスであるGCPですが、インフラ苦手な自分は初心者向けの内容でも少しついていけなくなりました(汗)。
内容はAWSでいうところのEC2である「Compute Engine」https://cloud.google.com/compute/?hl=ja を中心に GoogleのDockerクラスタ管理サービス「Kubernetes」などの話でした。インスタンス立ち上げのデモがあったのですが「本当にAWSのEC2に似てるなぁ」と「SSHで入る方法が違うなぁ」とか思って聞いていました。(結構常識なのでしょうか?)
Instant Apps
最後のセッションにはパネルディスカッションを選びました。
ゲストパネルと振り返る I/O 2017
by 崎川 駿 & 大桑 哲也(グリー株式会社) & 衛藤 剛史(株式会社 LIFULL)
タイトル通りGoogleI/Oの振り返りだったので、いろいろな話になったのですが、GoogleI/Oのトピックスとして「Instant Apps」に言及されていました。InstandAppsはユーザがインストールしなくても必要に応じてインストールされて必要がなくなった時点で消える「一時的でネイティブなアプリ」の位置づけの新機能です。
これについてはパネラーさんは「便利だし試してみたいけど、ユースケースに迷ってる」という話でした。たしかに自分も便利そうではあるけど「じゃあどう使うの?」というのは難しいなぁと聞いてて思いました。iOSには当然ないのでプラットフォームが変わったときの施策の仕方も難しそうだなぁと感じました。
ブース
ブースでは Tango を体験しました。
いわゆるARなサービスで、自分はカメラ越しの世界に家具を置いてみるというものを見てきました。
もう少しリアリティがあるといいなぁと思いつつも、やっぱり実際のサイズ感で置いてみると雰囲気がわかっていいなと思いました。
最後はハッピーアワーでオシャレなものを無料でいただきまして終了です。
丸一日あっというまに終わりました。ありがとうございました。
以上です!