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GoogleのUXデザインを学びはじめました

UI/UXデザイン1年目の人間が「GoogleUXデザイン プロフェッショナル認定 Google UX Design Certificate」の勉強をはじめました。簡単な内容紹介とコース1を受けての感想をつづります。
2021.08.27

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UI/UXデザイン1年目のIsodaです。
UXデザイン初心者として学習教材を探していたところ、とても面白そうな教材を発見したので、7月中旬から受講しはじめました。

グーグルUXデザイン プロフェッショナル認定 Google UX Design Professional Certificate

 

Google UXデザイン プロフェッショナル認定とは?

7つのコースで、エントリーレベルの仕事に就くために必要なスキルを身につけます。 週に10時間以下の勉強量で、早ければ6ヶ月以内に修了することができるらしいです。

動画教材を中心に、テキストベースの教材や選択式のテスト、生徒同士での記述式のディスカッションなどがあり、 あらゆる角度からUXデザインについて学び、考えるプログラムになっています。

 

コース毎に学べる内容と感想

コース1 「Foundations of User Experience (UX) Design(ユーザーエクスペリエンス(UX)デザインの基礎)」

約3週間で修了しました。内容を箇条書きすると以下の通りです。

・UX(ユーザーエクスペリエンス)デザインの概要の説明
・UXデザイナーのキャリアパス
・UXデザインの一般的な用語、ユーザー中心設計やデザインプロセス、一般的なフレームワーク
・製品の方向性を決める「デザインスプリント」の手法
・UXデザイナーとのネットワークづくり、今後の就職へつなげるポートフォリオの作り方

コース1は多くの人にUXとは何かを知ってもらうための導入のような内容です。 個人的にGoogleで働くデザイナー個人のポートフォリオが見られた点が良かったです。

コース2 「Start the UX Design Process: Empathize, Define, and Ideate(UXデザインプロセスを開始する:共感、定義、アイデア)」

コース2以降はデザインプロセスの各段階によりフォーカスした内容となってきます。 今回私が受講しているコース2は以下の項目で分かれています。

・ユーザーの共感
・ユーザーへの共感とペインポイントの定義
・ユーザーストーリー、ジャーニーマップの作成
・ユーザーの問題定義
・デザインソリューションのアイデア出し

今コース2の中間ぐらいまで学習しておりますが、コース1と比較して知識を覚えるよりやってみる学習がグンと増えた印象です。 実際に自らインタビューをし、ペルソナを設定しユーザーストーリーを作っています。 基本のステップを意識しながら学習ができます。

(写真は実際に作成した2パターンのペルソナ)

コース3以降(未受講)

さらにそれ以降のコースでワイヤーフレーム、モックアップ、プロトタイプの作成、 ユーザビリティテスト、フィードバックに基づくデザインの反復 といった内容が続きます。 コース全体を通じて自身のポートフォリオも作成できるようです。(楽しみ)

全編英語ですが私はこうやって受講しました

実は全編英語(日本語訳なし)です。私は英語も初級レベル…なので 翻訳ツールを駆使して学習しています。 ただどの講師も比較的ゆっくりはっきり話してくれて、難しい言い回しは使用せず、英語字幕もあるため、 多少英語に覚えのある方ならば翻訳ツールなしでも理解できるのではないかと思います。
学習内容にはライティングでのディスカッションもあって、 英語のリスニング、リーディング、ライティングスキルも身につきそうです。  

まとめ

GoogleのUXを学べる(しかも現場の人のセオリー)というのがとてもよいなと思います。 カリキュラムの基本的な構成が、現場の人のインタビューや解説動画 → テキストベースの素材なので、 内容へ入り込みやすさを実感しています。
UXデザインに興味がある人、これからUXデザイナーとしての就職を目指す人にもおすすめです。 すでにUXデザイナーとしては活躍中の方にとっては実務の基本に立ち返れる内容かもしれません。
もちろん有料(月$39)になります…
あと1コース修了毎に証明書も発行されます。(ちょっとうれしい)