【アップデート】Google Workspace FlowsがGoogle Workspace Studioに名称変更されGAされました!
はじめに
こんにちは。
クラウド事業本部コンサルティング部の渡邉です。
今朝からまたXがざわついていたので、何事かと思っていたのですがなんと、本日、Google Workspace FlowsはGoogle Workspace Studioに名称変更しGAとなることが発表されました!
つい一か月前にGoogle Workspace Flowsがアルファ版でリリースされて、この短期間でGAされたのでGoogleがかなり力を入れているプロダクトなのが感じられます。
Google Workspace Studioとは
Google Workspace Studioとは、Google Workspace内でAIエージェントを設計・管理・共有できるプラットフォームです。
つい先日Gemini 3がリリースされましたが、Google Workspace StudioでもGemini 3のモデルが利用されているようです。Google Workspace Studioにより単純なタスクから複雑なワークフローまで、日常業務を自動化するエージェントを数分で構築できるようになります。
Google Workspace FlowsがGoogle Workspace Studioに名称変更しましたが、主要機能の変更はなさそうです。
Google Workspace Studioでできる具体的な機能については、以前、Google Workspace Flowsがリリースされた際にGoogle Workspace Flowsの機能の紹介とエージェントの作成を試したブログがあるので、詳しくは以下を参照していただけると幸いです。
対象エディションとロールアウト
対象エディション
Google Workspace Studioは以下のGoogle Workspaceエディションで利用可能です。
- Business Starter、Standard、Plus
- Enterprise Starter、Standard、Plus
- Education Fundamentals、Standard、Plus
また、以下のアドオンサブスクリプションでも利用可能です。
- Google AI Pro for Education
- Google AI Ultra for Business
ロールアウトスケジュール
Google Workspaceでは、管理者によってリリース方式を選択することができます。
即時リリース:Rapid Releaseドメインを選択している場合は、Google Workspaceで新機能をいち早く利用することができます。計画的リリース:Scheduled Releaseドメインを選択している場合は、即時リリースを利用しているドメインに機能がリリースされた後、時間をおいて新機能を利用することができるようになります。
大規模な組織やエンタープライズ企業においては、計画的リリース:Scheduled Releaseドメインを選択することが推奨されています。
アップデートブログに記載されている内容だと、以下のスケジュールでロールアウトされるようです。
- 即時リリース:Rapid Releaseドメイン: 2025年12月3日から順次展開を開始し、管理者は管理コンソールで設定が表示されると同時に、エンドユーザーもWorkspace Studioにアクセスすることが可能です。
- 計画的リリース:Scheduled Releaseドメイン: 管理コンソール設定は2025年12月3日から展開され、エンドユーザーアクセスは2026年1月5日から順次展開が開始されます。
アクセス方法
Google Workspace FlowsからGoogle Workspace Studioに名称変更されたことに伴い、FQDNがflows.workspace.google.comからstudio.workspace.google.comに変更になっていました。
Gmail画面上のアイコンもいつの間にかStudioに変わっていました。

Studioアイコン
最後に
ついにGoogle Workspace Studio(旧 Google Workspace Flows)がGAになりました。
Google Workspace Studioの良いところは、日々メールでのやり取りが多い営業職やマーケティング職などの非エンジニアの職種の方たちがAIエージェントを自然言語により気軽に作成することができ、日々のタスクを自動化することができる点かと思います。
Google Workspace Studioのみで自動化が難しいところは、Google Apps Script (GAS) をアドオンでワークフロー内に組み込むことで、エージェントに独自の処理を実装して高度な自動化も実現することができるようになります。
また、アップデートブログには以下のような記載があったので、GAになったことによりさらなる機能追加が期待できそうです!!
今後数週間のうちに、Workspace Studio では、外部共有の機能強化、プライマリ ドメイン外へのメール送信、堅牢な Webhook サポートなど、いくつかの新機能が展開される予定
この記事が誰かの助けになれば幸いです。
以上、クラウド事業本部コンサルティング部の渡邉でした!






