請求先サブアカウントに Google グループを紐づけることができるのか教えてください

請求先サブアカウントに Google グループを紐づけることができるのか教えてください

2026.04.14

質問

【背景】
現在、請求先サブアカウントに個人の Google アカウントを紐付けています。そのため人事異動や退職の度にリセラーへの変更依頼が発生しています。

【質問】
請求先サブアカウントに紐づけるアカウントとして、Google アカウントではなく Google グループを使用することはできますか?

回答

はい、可能です。
請求先サブアカウントに紐づける Google アカウントとして、Google グループ(グループのメールアドレス)をご利用いただけます。

個人のメールアドレスの代わりにグループのメールアドレスを登録し、適切な権限を付与することで、請求先サブアカウント側の設定を変更することなく、グループメンバー管理だけで権限のコントロールが可能になります。

Google グループに付与する権限については、用途に合わせて適切な権限を選択してください。以下、請求先サブアカウントにおいて付与できる代表的な権限となります。

ロール 目的 レベル ユースケース
請求先アカウント ユーザー(roles/billing.user) プロジェクトを請求先アカウントにリンクします。 組織または請求先アカウント。 このロールの権限は制限が非常に厳しいため、幅広く付与できます。プロジェクト作成者と組み合わせて付与する場合、この 2 つのロールが付与されたユーザーは、新しいプロジェクトを作成して、請求先アカウント ユーザーのロールが付与されている請求先アカウントにそのプロジェクトをリンクできます。また、プロジェクト支払い管理者のロールと組み合わせて付与する場合、この 2 つのロールが付与されたユーザーは、請求先アカウント ユーザーのロールが付与されている請求先アカウントでプロジェクトのリンクまたはリンク解除を行うことができます。
請求先アカウント閲覧者(roles/billing.viewer) 請求先アカウントの費用情報とトランザクションを表示します。 組織または請求先アカウント。 請求先アカウント閲覧者のアクセス権は、通常は財務チームに付与します。これにより、費用に関する情報へのアクセス権は付与されますが、プロジェクトのリンクとリンク解除の権限、請求先アカウントのプロパティの管理権限は付与されません。
請求先アカウントの費用管理者(roles/billing.costsManager) 予算を管理し、請求先アカウントの費用情報を表示、エクスポートします。 組織または請求先アカウント。 予算の作成、編集、削除を行い、請求先アカウントの費用情報とトランザクションを表示し、BigQuery への請求費用データのエクスポートを管理します。[料金] ページで料金データをエクスポートする権限と個別の料金設定を表示する権限は付与されません。プロジェクトのリンクとリンク解除、または請求先アカウントのプロパティの管理もできません。

まとめ

Google Cloud の請求先サブアカウント管理に Google グループを利用することで、運用負荷を軽減することが可能です。

この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。

参考資料

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