AWSにおける開発に入門しよう!ノンデベロッパーの私がAWS Certified Developer Associate認定試験を受けてきた

AWSにおける開発に入門しよう!ノンデベロッパーの私がAWS Certified Developer Associate認定試験を受けてきた

ノンデベロッパーの私がAWS Certified Developer Associate認定試験を受けてきたお話です。おすすめ勉強方法などを書きました。
Clock Icon2019.09.27

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AWSを愛する皆さま、こんにちは。
先日パシフィコ横浜で行われた FINAL FANTASY XIV ORCHESTRA CONCERT 2019 に一人で参加し一人で泣いていた、コンサルティング部の西野(@xiye_gen)です。

目次

AWS Certified Developer Associateを受けてきた

AWS Certified Developer Associateについて

AWS Certified Developer Associate(以下、DVAと記す)とは、AWSベースのアプリケーション開発・保守に関して一定の能力があることを証明してくれる認定資格です。
詳しくは公式ページをご参照ください。

AWS 認定デベロッパー – アソシエイト

筆者のバックグラウンドとか受験理由とか

  • SIerでIAサーバとかストレージとかネットワークとかVMwareとか触ってた(約3年)
  • AWS Certified Solutions Architect Associate取得済み(AWS歴11ヶ月)
  • 業務での開発は未経験
    • 簡単なAPIドキュメントのサンプルコードをコピペしてとりあえず動かすぐらいはできる
  • 開発者の人たちが話していることなんかよくわからないけどカッコいい!憧れる!勉強したい!
  • AWS認定の全資格制覇がカルチャーな部門に所属している

ということで、今回受験してきました。

結果

合格しました。

筆者の勉強方法

点数がそこまで悪くなかったので私の勉強方法を紹介します。

Udemyの某講座を受講する

Udemyで下記の講座を受講しました。

Ultimate AWS Certified Developer Associate 2019 - NEW!

定価6000円のコースですが頻繁に割り引きセールが開催されるので待ってみると良いかもしれません。
この講座は3つの理由からとてもおすすめできます。

おすすめ理由その1:自動生成ではない英語字幕がある

全編英語ですが、自動生成ではない字幕があるため英語のヒアリングにそこまで自信のない方 *1でも学習を進められます。英語力がアップする副次的効果も期待できますね。

おすすめ理由その2:構成が良い

たとえばAWSを学ぼうとしてまずEC2に触れてみるとします。学習を進めていくと、VPC・IAM・ELB・CloudWatchなどの別サービスが必ず関連してきます。

一つのサービスを理解するために別のサービスを知っていなければならないという関係が複雑な入れ子になっています。この強い関連性こそがAWSの良さでもあるのですが、初学者の学習のハードルになっていることは否めません。

本講座のインストラクターであるStephane Maarekさんはこのような状態をスパゲティ(spaghetti bowl)に喩えています。スパゲティを食べるときにフォークで巻き取ろうとすると、絡まった麺がついてきて口に入らないほど大きくなってしまうことがありますよね。

そこでStephane Maarekさんは、「AWSを学習する上で正しい順番はない」と断りを入れた上で、より効率よく勉強できるようにサービスをグルーピングした上で講義の順番を決めています。

There's no really one order of ways to learn AWS. It is the way that you feel is better for you.

講座の構成に関する詳細は知りたい方は講座のページに飛びセクション1: Course Introductionの7. Course Structure Deep Diveを御覧ください。イントロダクションなので無料で見られます。 私見ですが、この試みは成功しています。

おすすめ理由その3:アプリにビデオをダウンロードして通勤中に勉強できる

Udemyのアプリを使うとあらかじめダウンロードしたビデオをオフラインでも閲覧できます。
私はこの機能を使って通勤電車で勉強していました。 *2

模擬試験を受ける

AWS試験の予約サイトからオンラインで模擬試験を受けることができます。
問題数は20問と少ないですが、本番試験と同難易度の問題にチャレンジできるのでぜひ受験してみてください。 受験費用は日本円で2000円(税抜)です。

過去にその他のアソシエイト資格に合格なさっている方へ

DVAの試験範囲はSAA・SOAのものと重複している箇所が多いです。なので、真っ先に模擬試験を受けることをおすすめします。 自分の苦手な分野がわかり学習効率がアップします。

AWS認定アカウントの「特典」ページから無料で受験できるバウチャーを取得できるので、受けない手はないと思います。

AWS Black Belt Online Seminarのサービスカットシリーズを読む

AWS サービス別資料
定番の学習用資料です。私の場合、Udemyの講座を見ていてよくわからないものがあった場合はこれを参照するようにしていました。

サービスごとの「よくある質問」を読む

よくある質問
少なくとも勉強中に名前を聞いたサービスのよくある質問には目を通すことをおすすめします。

終わりに

AWS Certified Developer Associateの勉強・受験を通して、CI/CDやサーバレスアーキテクチャ(API Gateway/Lambda/DynamoDB)などのクラウドネイティヴな開発に入門することができました。
これからAWSにおける開発を始める(もしくはすでに始めている)デベロッパーの皆さまはもちろんのこと、私のような畑違いの人間にもおすすめの認定試験です。

このブログがほんの少しでも世界を良くできれば嬉しいです。
コンサルティング部の西野(@xiye_gen)がお送りしました。

脚注

  1. 私です。
  2. さっきからUdemyゴリ押ししていますがクラスメソッドも私も一銭も得られないのでご安心ください。

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