macOS X/iOSからドイツ語特殊文字を入力するには?

2017.01.16

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

ドイツ語にはラテン文字以外に

  • Ä/ä(Aのウムラウト)
  • Ü/ü(Uのウムラウト)
  • Ö/ö(Oのウムラウト)
  • ß(エスツェット)

という特殊文字が使われます。

例えば „Grüß Gott(こんにちは)“ などです。

今回はエンジニアがよく使っているmacOS/iOS + 英語キーボード環境でこれらの文字を入力する方法を紹介します。

普段からドイツ語キーボードをお使いの方はお帰りください。

macOS

Mac Book などから入力するケースが該当します。 直接入力(Google Japanese Input だと Alphanumeric)モードで入力します。

ウムラウト系の場合は Alt-u に続けて対応するキーを、ß の場合は Alt-s キーを入力します。

入力したい文字 入力方法
Ä Alt-u + A
ä Alt-u + a
Ö Alt-u + O
ö Alt-u + o
Ü Alt-u + U
ü Alt-u + u
ß Alt-s

iOS

iPhone/iPad などから入力するケースが該当します。 iOS には Alt(option) キーが存在しないため、先程の macOS と同じテクニックを使えません。

どうすればよいかというと、特殊文字に対応する文字を長押しすると、特殊文字一覧の候補が表示されるため、入力したい文字を選択します。 ドイツ語に特化されているわけではないため、例えばフランス語のアクセント記号付き文字も候補として表示されます。

入力したい文字 入力方法
Ä A長押し
ä a長押し
Ö O長押し
ö o長押し
Ü U長押し
ü u長押し
ß s長押し

実際の入力例が次です。

ü を入力

u-umlaut

ß を入力

Eszett

特殊文字の入力を諦める

ウムラウト文字やßはラテン文字だけで表現することも可能です。

入力したい文字 入力方法
Ä AE
ä ae
Ö OE
ö o
Ü UE
ü ue
ß ss

特殊文字が含まれる名前のメールアドレスなどは、往々にしてこの方式でラテン文字にバラされています。

このルールに従うと„Müller" は„Mueller"、„küssen" は„kuessen" となります。

まとめ

ドイツ語圏生活でハマる一つである、ドイツ語特殊文字の入力方法をお伝えしました。

クラスメソッドで、ヨーロッパリージョンで勤務しませんか? クラスメソッドでは、日本、バンクーバー、ベルリンで一緒に働く仲間を募集しています! 採用情報 | クラスメソッド株式会社