株式会社Momentor 代表取締役 坂井風太氏も登壇!Classmethod ODYSSEY ONLINE(HR)のセッション見どころ紹介 #cm_odyssey

株式会社Momentor 代表取締役 坂井風太氏も登壇!Classmethod ODYSSEY ONLINE(HR)のセッション見どころ紹介 #cm_odyssey

Clock Icon2024.6.18

2024年07月に開催されるクラスメソッド設立20周年イベント『Classmethod ODYSSEY』。

約1ヶ月間のイベント期間中、日本各地で行われるオフラインイベント、また多種多彩なテーマでお送りするオンラインイベントで合計200以上のセッション、クラスメソッド社外の登壇者数も50人以上と非常に豪華なラインナップとなっています。

当エントリでは、この『Classmethod ODYSSEY』のイベントの中でHR(Human Resources:人的資源全般に関係する業務)に関するセッションの概要と『セッションの見どころ』について紹介したいと思います。

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目次

 

Classmethod ODYSSEYにおけるHR関連のセッション一覧と見どころ紹介

HR関連のセッションはオンラインイベントである『Classmethod ODYSSEY ONLINE(HR)』トラックで開催されます。開催日時は2024/07/10(水) 17:00 - 20:30、Zoomにて開催予定。です。

セッションの見どころ紹介については、クラスメソッド株式会社 人材育成室所属の豊崎隆さんにミニインタビュー形式でコメントを頂きました。

 

2024/07/10(水) 開催の『Classmethod ODYSSEY ONLINE(HR)』トラックについて

ーーー:
ということで豊崎さん、よろしくお願いします。
豊崎:
よろしくお願いします。
ーーー:
まず初めに、2024年07月10日開催のHRトラック、このセッションの並びについてはどうでしょうか?クラスメソッドのメンバーが3人、そして最後に社外からの登壇者としてスペシャルゲスト:坂井風太さんという並びになっていますが。
豊崎:
坂井さんはDeNAの元人事でもいらっしゃった方なので、『クラスメソッドの人事』と『DeNAの元人事』のお話が聞けるという点では面白い形になったかなという感覚があります。そしてこれを楽しむには、クラスメソッドの人事の体制も知っててもらえると、より面白く見えるんじゃないかと。クラメソ3人のセッションでは『クラスメソッドの人事は今こういう感じになっています』という部分を知って頂けると思います。
ーーー:
クラメソメンバー3人が所属するチームや組織はどういうことをやっているんですか?
豊崎:
徳山さんの所属する人事労務室については採用と労務を取り扱っています。横内さんと僕の所属する人材育成室は全社員を対象にした育成部門です。そして田部井さんは組織開発室で、組織の目的を達成するために人やチームの関係性に働きかけ、組織のパフォーマンスを高めるための取り組みを取り扱っています。
それぞれの業務についての話をするわけじゃなくて、業務の中で得た知見とか経験から来る学び、みたいなものを話すのが前半の3つのパートで、その後に発表頂く坂井風太さんは、組織論みたいな話を大きくしてもらえるのでそういった対比も面白いんじゃないかなと思います。
ーーー:
なるほど。
豊崎:
クラメソ目線で、皆さんに伝えたいことが3つ並んでいるかなっていう感じです。いずれのセッションの内容も役に立つ内容を視聴者の皆さんに持って帰って頂けると思います。
ーーー:
最後に控える坂井風太さんのセッションもとても楽しみですね。

 

17:10 - 17:50 / 問題を明確にする方法(田部井勝彦)

登壇者 クラスメソッド株式会社 人事グループ組織開発室 室長
田部井勝彦
田部井勝彦 | DevelopersIO
タイトル 問題を明確にする方法
概要 人や組織に関わる問題を解決するにあたって、まずは問題を明確にすることが必要になります。問題を曖昧に扱うケースと対比しつつ、問題を明確する利点、問題を明確にするためのテクニック、問題を明確にした事例などについて説明します。
ーーー:
HRトラック1発目は田部井さん。田部井さんはブログでも組織開発に関する内容をコンスタントにアウトプットされていますね。
豊崎:
組織開発を行うにあたっての課題として大きなポイントは、人(人事)に関わることって、結構問題が抽象化されていると思っていて。根本の原因とかを分解しづらいことが多いんだけども、組織を改善していくにあたっては可能な限り問題を明確にしてから取り組まないと、何していいのか分からないっていう。
ーーー:
あぁ、言われてみれば確かに。
豊崎:
それでこのタイトル(問題を明確にする方法)が来るっていう。田部井さんは課題や問題に直面した初手の段階で、このメソッドを日々使っていると。そのあたりをこの登壇では話してくれるのかなぁと思っています。対処に困るような、非常に抽象度の高い問題に相対している人には、すごい役立つんじゃないかなと思います。
ーーー:
人周り、人事周りの課題への対処ってって得てして曖昧なというか、ふわっとしがちな側面はありますよね。
豊崎:
そうなんです。特に人が関わる問題、これっていう正解が、なかなか導けなかったり、その前には、これっていう明確な問題を、これが100%悪いんです、みたいなのがあんまりなくて。総合的に、要素が複雑に絡むみたいなのがあるので、それをどう紐解くかというところが聞けるのかなとは思っています。楽しみです。

 

18:00 - 18:40 / ブームだけで終わらせない、組織内でコーチングを活用する方法(横内優子)

登壇者 クラスメソッド株式会社 人事グループ人材育成室
横内優子
korin | DevelopersIO
タイトル ブームだけで終わらせない、組織内でコーチングを活用する方法
概要 自律した人材へと成長を促す「コーチング」を組織内で持続的に活かす方法に焦点を当ててお話しします。 クラスメソッドが今まで取り組んできたコーチング施策を紹介しながら、コーチングの効果的な導入に向けたアプローチ方法や最大限活用するためのヒントを提供していきます。
ーーー:
続いては人事グループ人材育成室より、横内優子さんです。登壇タイトルは『ブームだけで終わらせない、組織内でコーチングを活用する方法』。
豊崎:
昨今、組織の中で1on1が流行っている流れはあるかなと思います。そしてその次のブームというか、時流の中で『コーチング』っていうワードが出てきて、(コーチングをやっていく中で)本人の中に答えがあるので、問いでそれを分解していきましょうとかっていうのがありました。
ーーー:
弊社でもその流れに倣って組織全体で1on1やり始めましたね。
豊崎:
そんな流れの中で一方で、やっぱりなかなかこう、コーチングを正しく理解して、それを組織の中に落とし込み、定着させるみたいなところまで進んでいる企業は、まだそんなに多くないのかなと思っていて。それを今、クラスメソッドはマネージャー向けではあるんですけど、グループコーチというものをやっているので、そこで学んだナレッジとか、積み上げたものをここでパーッと出してくれるのかなと思っています。
ちなみに横内さんはグループコーチングのコーチもやられています。
ーーー:
あの、『グループコーチング』ってのは一体なんですか?
豊崎:
1on1は文字通り1人対1人での対話ですが、グループコーチングは1対1をやっているのを周りのメンバーに見せる形になります。一人の気づきがみんなの気づきになるよねっていう。
ーーー:
なるほど。1on1だったら腹を割って話せるじゃないですけど、込み入った話も出来るかと思うんですが、ギャラリーがいたらそういうのってなかなか話しづらいんじゃないですか?
豊崎:
その辺ははじめにグラウンドルールとして『このグループコーチングではここまで踏み込みましょう、ここは止めておきましょう』といった前提条件をすり合わせしておいてからやる、という形ですね。この課題については個人名を出すのは無しにしましょう、とか。
ーーー:
そういった『やり方のコツ』も色々聞けそうですね。楽しみです。

 

18:50 - 19:30 / セルフマネジメントやピープルマネジメントにも使える「自己効力感の高め方」(徳山 幸美)

登壇者 クラスメソッド株式会社 人事労務室 採用チーム リーダー
徳山 幸美
徳山幸美 | DevelopersIO
タイトル セルフマネジメントやピープルマネジメントにも使える「自己効力感の高め方」
概要 心身ともに健康的かつポジティブに仕事を進めるうえで、「自己効力感」を高めることは有効な手段の一つです。仕事における成果・問題解決の観点でも「自己効力感」は有効に働きます。今回のセッションではバンデューラの理論をもとに、組織や個人の自己効力感を高めるメソッドについてお話しいたします。
ーーー:
HRトラック3つ目のセッションは人事労務室より徳山 幸美さん。登壇タイトルは『セルフマネジメントやピープルマネジメントにも使える「自己効力感の高め方」』です。
豊崎:
徳山さんは、立ち位置としては採用の人で、採用チームのリーダーです。クラスメソッドでは年間に行われる面接の数がすごく多くて、数で言うと...この数字は別に言っちゃっても良いかなと思うんですけど、3000件超とか4000件弱の応募が来るんですね。
ーーー:
めちゃくちゃ多いですね...!
豊崎:
そこから面接に進むのは数百件とみても、採用チームはその数百件の面接を対応しているわけなので、所謂『面接のプロフェッショナル』な経験を積まれていることになります。
今はチームで対応していますが、徳山さんが一人で対応されていた時期もあるのでクラメソに入られてからの総面接人数とかでカウントしたら1000とか2000人くらいにはなっているのかもしれないですね。
ーーー:
すげぇ...!
豊崎:
そうなんです。すごいんです。その観点から、徳山さん的に『この自己効力感が高い人の方がパフォーマンスが出る』という分析というか、傾向を見てるから、この話をされるんだなと思っています。
ーーー:
ちなみにこの『自己効力感』というのは...?
豊崎:
ここは肯定感じゃなくて効力感、『私なら出来る』みたいな。根拠はないが、出来るんじゃないかっていう。そういうところを採用のプロが大事だと思っていて、それが組織の説明の中では多分組織の中と個人の、双方の自己効力につながるんじゃないのか、『メソッドについて』とあるので、どういうふうにそのへんを高めていく、高めていけるんだろうという話が聞けると思っています。
ーーー:
『面接のプロ』が面接について語る、ってのは非常に興味深いですね。

 

19:40 - 20:20 / 組織はなぜ衰退するのか 〜自社愛が招く悲劇性について〜(坂井風太)

登壇者 株式会社Momentor 代表取締役 坂井風太
さかいふうた(@fuuuuuta21)さん / X
Momentor坂井風太|note
タイトル 組織はなぜ衰退するのか 〜自社愛が招く悲劇性について〜
概要 「かつて輝いていた組織が衰退していくのはなぜか?」古くは平家物語からはじまり、「盛者必衰」は組織談義の中核テーマのひとつでもあります。「どうすれば企業は伸びるのか?」という問いと同じくらい、「どうすれば組織が衰退していかないのか?」という問いは本来的には重要で、予防策を打つためにも知っておいて損はないものとなります。本セッションでは、理論と生々しい話と共に、構造と回避方法を解説していきます。
ーーー:
HRトラック最後のセッションは社外登壇者として、株式会社Momentor 代表取締役 坂井風太さんにご登壇頂きます。登壇タイトルは『組織はなぜ衰退するのか 〜自社愛が招く悲劇性について〜』。人事関連のイベントでこのセッションタイトルはなかなかにインパクトがありますね。
豊崎:
センセーショナルというか、"刺し"に行ってる感はありますね。一方でとてもワクワクする、聞いてみたいとも思います。
ーーー:
坂井風太さんといえばDeNAでの人事を経て2022年の起業以降は各種SNSやメディアなどで人事に関する情報を発信されており、その名前を見ない日は無いというくらい注目、要チェック!な方ですね。

「なぜ、経営陣・事業部長陣が、最後まで組織課題に気付かないのか?」についてですが、図のような「事業成果のアウトプットプロセスが見えにくいから」があると考えております。… pic.twitter.com/9snQRL6sY9

— さかいふうた (@fuuuuuta21) March 11, 2024

豊崎:
坂井風太さんの組織基盤構築プログラム(人材育成に対する体系的な学習)をクラスメソッドとしても活用させて頂いていて、マネージャーの意識統一とか、共通言語を作るにおいてはすごく役立っています。
アカデミックなことをすごくわかりやすく落とし込んでくれるし、日本組織にあるなるなことを使って理解を促してくれます。常に話している内容が学びになるし、めっちゃ面白いです。
ーーー:
タイトルに含まれている『悲劇』、このワードだけでも惹かれるものがありますね。
豊崎:
ね。どんな悲劇なんだろうなぁ、というのが気になっちゃいます。うちら間違ってないぞとか、変化を許容できなくなる、そういう話なのかなぁ...
ーーー:
概要に『平家物語』が出てくる時点ですげースケールの大きい話だなぁ、というのは思いました。まぁでも歴史にも学べるようにこういう側面は必ずやってくる、という教訓もあるのかもしれないですね。
豊崎:
クラスメソッドもね、今、非常にありがたいことに毎年伸びているので、そういうところから衰退しないようにどうキープできるかっていうのは、このセッションの中から学べればなぁというふうに思います。この内容はうち(クラスメソッド)に必要な内容なんじゃないかなとも思いますね。
ーーー:
確かに。色々得られるものも多そうなので非常に楽しみなセッションです。

 

まとめ

という訳で、クラスメソッド20周年を祝して行われるテックとビジネスの祭典『Classmethod ODYSSEY』における人事関連のトラック『Classmethod ODYSSEY ONLINE(HR)』のセッション紹介でした。発表されるセッションはいずれも聞き応えがある、タメになるものがラインナップされていますので興味のある方はぜひイベント参加登録をお願い致します。(オンラインセッションは視聴無料です!)

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イベント参加登録については下記エントリも合わせてご参照ください。

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