【新機能】S3 Analytics, Storage Class Analysisを試してみた #reinvent
こんにちは、菊池です。
S3の新コンソールUIに合わせてリリースされた4つの新機能のうちの1つ、S3 Storage Class Analysisを試してみました。
S3 Storage Class Analysisとは
S3 Storage Class Analysisは、S3に保管されたオブジェクトに対するアクセス状況をモニタリング・分析する機能です。
アクセス頻度を分析することで、通常よりも利用料の低い低頻度アクセスのストレージクラスを利用するなど、適切なライフサイクルポリシーを適用することが可能になります。
Storage Class Analysisの有効化
まずは新しいコンソールをオプトインします。S3バケットのプロパティからも可能です。
新UIのManagementタブから、Analyticsを選択します。
新しくFilterを作成します。Filter name と任意のプレフィックスまたはタグを入力し、SAVEします。
有効化すると"Analyzing your data"と表示されますが、データがないため結果は表示されません。
翌日になると、モニタリングのグラフが表示されました。
バケットのクラス/総容量/取り出したデータ量が日毎に表示されるようですが、まだ1日だけ、かつ数MBのデータしかIN/OUTしていないためか、空の状態です。
また、30日以内/30-45日/45-60日/60-90日/90-180日/180日以上というライフサイクル単位でデータ量が表示されるようです。
最後に
いかがでしょうか。残念ながら現時点で有意なデータが表示されていませんでした。GB単位でIN/OUTすればグラフに描画がみられたかもしれませんが、それを試すにはここラスベガスの回線環境は貧弱過ぎましたw。
Storage Class Analysisには出力データをQuickSightで可視化するなどの機能もありますので、引き続き使ってみてレポートしたいと思います。