
非エンジニアの飼い主が「犬のゲームを作りたい」という強い気持ちでゲームを作りました
みなさま。お久しぶりでございます。ブログの書ける賢いわんこ、ぶりです。ご機嫌いかがでしょうか。
わたくしは相変わらずのべりべりぷりてぃさで日々人間を魅了しております。
今回は、非エンジニアで開発、コードなどについてあまりにも何もわかっていない飼い主が、犬のゲームを作ってみた、ということでその一部始終をお届けします。
具体的には30秒間で犬の頭・体・しっぽをなでて得点を競うゲームを作りました。
結論から申し上げますと、AWS超初心者で非エンジニアの飼い主でも、とても簡単に、そしてすぐに、自作のゲームを作るという体験が出来ました。必要なのは強い気持ちとなんでも作ってくれるAI、そしてなんでも教えてくれるAIです。
今回、なんでやろうと思ったのかというと、たまたま以下のページを見つけて、なんか面白そうだなと思ったからです。
https://community.aws/content/2xIoduO0xhkhUApQpVUIqBFGmAc/build-games-with-amazon-q-cli-and-score-a-t-shirt
どんなふうにやればいいんだろうと検索すると、既にDevIOにブログが載っていました!
さすがッス!!!!!!!!
https://dev.classmethod.jp/articles/q-developer-cli-game-cbs/
なので、基本的な手順などは上記のブログを参照いただければと思います。このブログではあくまで非エンジニアがやってみて躓きまくったこととなどを書き綴ります。このブログを読んだ非エンジニアの皆さん、Amazon Qを使ったことのない方が、自分でもできそう!面白そう!こんなゲームを作ってみよう!と思ってくれたら嬉しいです。
やってみたこと
今回飼い主がやってみたのは大きく3つです。
・Python、Pygame、Amazon QをインストールしてAmazon Q Developer CLIのチャットを起動
・Amazon Q Developer CLIに作って欲しいゲームを指示する
・ゲームが起動するか確認する
また前提としてAmazon Q Developer CLI は基本的には開発者のためのAIアシスタントです。
開発者のためのなので、開発者ではない場合はそれ以前の段階でわからないことが起こってきます。非エンジニアの飼い主の場合はなおさらです。そういう時はとりあえずChat GPTにききました。AIの二刀流です。非エンジニアにとってAIを使い分けるのも大事だなと思いました。
GPTにきいたこと
ちなみにどういう時にどんなことをGPTにきいたかということも書いておきます。
・qというコマンドをどこに入力すればいいかわからないとき
qというコマンドを入力しなければいけない、ということはわかっても、そもそも、どこに?というのがわからないわけです。だって開発なんてしたことないんだもん。こういう時にGPTに訊くと、君はそもそも何使ってるの?あ、Mac?じゃあターミナルってやつを開くんだよ、と教えてくれました。
・qというコマンドを入力してもチャットが起動しないとき
コマンドを入力しても……開かなかったんですよね、q。なぜかというと、実行するファイルがどこにあるかを指定しなければいけなかったんです。でもどこにあるかわからなかったので探してもらいました。そしてどんなコマンドなら実行できそうかも考えてもらいました。
いやはや本当にそんなこともわからないでゲームを作ったんですか……?という感じですよね。はい、作りました。
こういう前捌きもAIを使うと非常にスムーズでした。
Amazon Q Developer CLIとの対話
ででん。
そして無事、ターミナルというものでAmazon Qと対話できるようになりました。
これが私のAmazon Q記念日です。
さて、Amazon Q Developer CLIにはまず以下の指示を出しました。
Create a clicker game in Python using Pygame. The player clicks on the dog's head (10 points), body (5 points), or tail (1 point) within 30 seconds. Display the score. Use a local image file named 'dog.png' and display it centered on the screen.
するするつらつらと書き出されるコードたち。あっているんだかわかりませんが、一旦信じて進めるしかありません。頭とか体とか判定をするのもわかりにくいなと思い、以下の指示も追加で出しました。
Please update the click detection to use horizontal position only. The right third of the image is the dog's head (10 points), the middle third is the body (5 points), and the left third is the tail (1 point). Divide the image width into 3 equal vertical regions.
するするつらつらと書き出されるコードたち。そして出てきたのがこちら。
どーん!!
なんということでしょう。画像が大きすぎてなんなのかわかりません。でも画像が大きすぎることが原因だとわかったので、サイズをいい感じに修正してもらいました。これもすぐしてくれました。
こうして飼い主のゲームは1時間くらいで完成しました。
出来上がったゲーム
出来上がったゲームがこちらです。
ご覧ください。飼い主はわたくしのべりべりぷりてぃな寝姿を使ってくれています。
真っ白でふわふわの毛がなんとも美しいですね
そして30秒間で犬の頭・体・しっぽをなでて得点を競うゲームなのですが、撫でるのが難しいので操作自体はクリックする感じになっています。
何そのゲーム楽しいの?という感じですが、飼い主は仕事中などにわんこを撫でたくてたまらなくなった時にたまに遊びたいとのことでした。これ、1,500以上のスコアを取るのがなかなかに難しいんですよ。
所感
ということで非エンジニアでターミナルってなあに、Amazon Qってどんなんなの、という感じの飼い主でも、無事ゲームを作ることができました。
ゲームを作りたいという気持ちがあっても、なかなか作れないんじゃないかと思いましたが、なんとかかんとか作ることができました。
ちなみにAmazon Q Developer CLIつて日本語にも普通に対応しているんじゃないか、ということには一旦ゲームを作ってから気づきました。
え、すごくスムーズ。日本語お上手ですね。そしてちゃんと考えてくれている。いいやつです。これから飼い主はこのゲームをより良いものにすべく、Amazon Q Developer CLIとたくさんの対話を重ねていくとのことでした!
このブログを読んだみなさんも、なんだか面白そうだ!触ってみよう!自分でもできるかもしれない!と思っていただけましたら、とても嬉しく思います。出来ます!
皆さんはどんなゲームを作りますか?