[Ionic x VueでWebアプリ開発] アラートを表示する
はじめに
Ionicはクロスプラットフォームのモバイルアプリ向けフレームワークです。主にiOS/Android向けに、ワンソースコードでモバイルアプリを開発することができます。
先日その紹介ブログを書きました。
もっと触ってみたくなったので、色々と触っていきたいと思います。まずはよくある「アラートを表示する」をやってみました。
事前準備
こちらのブログ を通して作成したプロジェクトをベースに進めます。
アラートを表示する
Home.vue
にアラートを表示するボタンを置き、そのクリックイベントでアラートを実際に表示します。
<template> <div class="ion-page"> <ion-header> <ion-toolbar> <ion-title>Hello World</ion-title> </ion-toolbar> </ion-header> <ion-content class="ion-padding"> <h1>Welcome To @ionic/vue</h1> <img alt="Vue logo" src="../assets/logo.png" /> <ion-button @click="onClick" full>Go to About Page</ion-button> <ion-button @click="showAlert" full>Show Alert</ion-button> </ion-content> </div> </template> <script> export default { name: "home", methods: { onClick () { this.$router.push('about') }, showAlert() { return this.$ionic.alertController .create({ header: 'アラートのヘッダー', subHeader: 'アラートのサブヘッダー', message: 'メッセージ <strong>です</strong>!!!', buttons: [ { text: 'キャンセル', role: 'cancel', cssClass: 'secondary', handler: () => { console.log('キャンセル') }, }, { text: 'OK', handler: () => { console.log('OK') }, }, ], }) .then(a => a.present()) } } } </script>
AlertController を使います。インスタンスは this.$ionic.alertController
で取得することができます。
create()
メソッドで実際に作るアラートの詳細を設定します。 buttons
には表示したいボタンを置きつつ handler
に関数を渡し、ハンドリングできるようにします。
戻り値は Promise になっているので then()
でチェーンし、実際に作成されたインスタンスを present()
で表示します。
これで以下のようなアラートが表示されます。
柔軟に利用できるアラートを活用しよう
アラートに表示できる内容は幅広いので、利用率は高いと思います。大事な処理にはホウレンソウをしっかり行いましょう!