会社で初YouTubeを撮りました。エンジニアに筋トレはマジでおすすめな理由を解説 【改訂版】

会社で初YouTubeを撮りました。エンジニアに筋トレはマジでおすすめな理由を解説 【改訂版】

YouTube, このブログ共に私の独断と偏見に基づくことを先にお断りしておきます。
Clock Icon2024.04.16

YouTube

Devio2023で登壇した時の資料をもとに公式でYouTubeを公開しました。(1.25倍速がおすすめ)

さらに、このブログでは私が自社で担当している製品「Google Cloud」の機能とサービスを筋肉と健康と掛け合わせて解説しました。

YouTubeの内容は、エンジニアにはどのような筋トレ種目が必要か、またどのような食事がおすすめかなどを語りました。

今回のブログは、せっかく初YouTubeを撮ったので、さらにITエンジニアの皆さまが筋トレをしたくなるような情報を「論文」と「自己(事故)の経験」をもとに皆さまにお届けします。

筋トレをする理由

なぜ筋トレをした方がいいのか

先に簡単に筋トレをした方が良い理由を解説します。
私が「ITエンジニアこそ筋トレをやるべき」と言っているのは、単純に自分がITエンジニアだからではありません。

YouTubeの中でもお伝えしましたが「頭をフル回転させる」職業の方は筋トレを日々の生活に取り入れるべきだと私は思います。

筋トレは単なる体を動かす運動とは異なります。
一つ一つの筋繊維破壊し、その一つ一つの筋繊維が以前の筋繊維を超えた成長を行う。そしてそれの積み重ねにより少しずつ以前の大きさを超えていく。

筋トレは上記の「生理学的メカニズムをいかに効率よく行うか」を目指すかなり頭を使う作業なのです。

しかも1ヵ月2ヶ月、半年..etc そこらじゃ大した筋肉はつきません。
1年、2年、3年経って、ようやく周りから筋肉やべえじゃんという言葉が飛んでくるような体型に変わってきます。

ここで話を戻しますが、頭を使う職業で筋トレを行った方が良い理由は下記になります。

  • 一時的なテストステロン値成長ホルモン値などの上昇による身体活動、メンタルの強化
  • 長期的な筋トレ継続によるテストステロン値の平均値の上昇から起こる身体活動、メンタルの強化
  • BDNFの分泌による脳機能の向上
  • 生命としての魅力の上昇
  • 日常生活における継続する習慣
  • 全てをネタにできる完全なるタネの構築

科学的な根拠は次の論文を参照してください。上記は少し個人的な感想を含んでいます。

※ 次の[論文①,論文②]は専門的な単語を使用しいているため、[論文まとめ]からご覧いただいても支障はありません。

論文①

この論文は、レジスタンストレーニング(筋トレ)が中心動脈機能脳血流動態に与える影響を調査した研究になります。

特に、一過性の高強度レジスタンス運動が中心動脈機能の低下を引き起こし、それが脳血流量にどのような影響を与えるか、習慣的なレジスタンストレーニング(筋トレ)が脳血流動態に与える影響に焦点を当てています。

かなりまとめると、一過性の高強度レジスタンス運動は脳血流量を減少させる可能性があり、習慣的なレジスタンストレーニングは脳血流拍動性を増加させるが、末梢動脈の拍動緩衝能の向上によってその影響が緩和される可能性があることが示唆されたようです。

つまり、習慣的なレジスタンストレーニング(定期的な筋トレ)を行うことで、脳血流の拍動性(血流のリズム)が増加する可能性があり、これは、筋トレが血管の機能を改善し、血流のリズムを良くする効果があることを示唆しています。

論文②(抄録)

この研究では、マウスに4週間運動させた後、運動をやめてからの気分や行動の変化を調べました。(脳の海馬での BDNF:脳由来神経栄養因子 の変化に注目)

マウスに不安を測るテストを行い、運動をやめて2週間後は不安が減っていることがわかりましたが、4週間後には不安が増えていました。しかし、海馬のBDNFに関するエピジェネティックな変化は見られませんでした。

これは、運動の抗不安効果は一時的であり、長期間運動をやめると不安が増す可能性があることを示していますが、BDNFの変化はその原因ではないかもしれません。

論文まとめ

上記2つの論文を引用して言いたい事は、習慣的なトレーニングや運動は脳への血流を促進させ、さらに不安症状改善に効果的な可能性があるということです。

重要なのは、短期的なトレーニングでは効果はほぼありません。定期的長期的な運動や筋トレにこそ健康の本質が発揮されます。

脳機能向上に期待されているBDNFにおいても同じことが言えます。

筋トレは継続してなんぼ」「ITエンジニアは勉強を継続してなんぼ」どちらも似たような要素で構成されているように感じます。

自己(事故)の経験からの根拠

私は約10年前に交通事故で死にそうになったことがあります。
かなりの大事故でしたが、その時からスポーツを通して筋トレを行っていたことにより、顔面の複雑骨折や、肺挫傷、脳出血、喉の破裂など、かなりの外傷があったのにもかかわらず、肋骨頭蓋骨は折れていませんでした。

医師の方は言いました。「生きていることがこれは奇跡です」と。
「本当に筋肉が守ったのかもしれません」と医師にいわれたことを意識が朦朧としながら聞いたことを私は覚えています。

ふざけているだけではありません。(実際に事実です)
ここで言いたい事は、仕事でも、日常生活でも体が資本であり、体の健康というのは、人間や生命と切っては切れない関係にあると思っています。

今回の話は事故の損傷を筋肉に保護されましたが、生活習慣病などの疾病の予防策に運動や筋トレは大いに効果があると皆様も知っているはずです。

実際に私のような大きな外傷事故を起こすことよりも、日常の食生活運動不足が原因により病気になるといったことの方が多いかも知れません。

ぜひこのブログを最後まで読んでいただいた方には、筋トレを週1回,2回,3回から始めていただき、「ご自身の体をご自身で守っていく生活」を心がけていただければ、私はすごく嬉しく思います。

クラスメソッドのGoogle Cloudエンジニアの仕事

仕事内容の紹介

私が今も筋トレや運動を継続している理由は、ITエンジニアを仕事にしているからということにも起因します。

やはり体を動かした後は、勉強や仕事に集中できますし、日ごろから運動で集中力を鍛えることにより仕事にも反映できていると思っています。

実際の仕事内容の詳細は上記のブログを参照ください。

Google Cloud Next '24 in ラスベガスに参加

私は今Google Cloudという製品を担当しており、先日ラスベガスで行われたGoogle Cloud Next '24に現地参加してきました。

約3日間にわたり開催された大規模なイベントであり、私もこの3日間のみで、ブログを10本書きました。(習慣的な筋トレによる超集中効果

それほど価値あるイベントであり、今年と同じく来年の4月にも同イベントが開催されるようです。(Google Cloud Next に合わせた新機能の発表なども注目のポイントです)

また現地参加をしなければ得られない情報やセッション等が存在しますので、ぜひ機会があれば来年のラスベガスの参加も検討してみてはいかがでしょうか?

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その他のGoogle Cloud Next '24で執筆した記事は下記のプロフィールから見ることができます。

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