【小ネタ】jamfでステルスモードのWi-Fiに接続する方法
こんにちは
情シス担当、アノテーションの畠山です。
今回は、小ネタとしてステルスモード(SSIDが配信されていない)のWi-Fiに接続する時の設定をご紹介します。
SSIDとステルスモードについて
SSIDとは、Wi-Fiのアクセスポイントの名前を配信して接続先を探しやすくするのに使用されるものです。
Wi-Fiの接続を使用とした時に、近くにあるWi-Fiアクセスポイントの名前が出てきますが、この名前のことをSSIDと言います。
ステルスモードとは、このWi-Fiアクセスポイント側で、SSIDを通知しない設定を行うことですが、これによってセキュリティが強化されることはありません。
ちょっとしたツールを使用すれば、SSIDを知ることは可能ですが対象のWi-Fiアクセスポイントを一覧表示して簡単にアクセスできることを防ぐ一定の効果はあります。
jamfに登録したMacのWi-Fi設定
jamfの構成プロファイルを使用して、会社のMacにWi-Fi設定を自動で登録できます。
それによって、社員がMacを会社で使用する際に、自分でWi-Fi設定を行う必要はありません。
また、会社のLANに接続する際のWi-Fiアクセスポイントのパスワードを社員に公開する必要もなくなります。
であれば、SSIDも公開する必要はなくなりますね。ということで、SSIDはステルスモードに設定することにします。
ステルスモードWi-Fiに接続する時の設定
通常のWi-Fi接続用の構成プロファイルでは、ステルスモードのWi-Fiアクセスポイントにはアクセスできません。
図の赤枠の部分のチェックをつけることで、SSIDをWiFiアクセスポイントに問い合わせをしてから、認証を行う様になります。
設定を保存すると、直ちにscopeに登録されたMacに適用されます。
設定反映のスピードはかなり速いです。
終わりに
jamfは、いろいろな設定をMacに自動で配信したり、設定を行ったりすることが可能です。
これからも、jamfに関する様々なトピックを、書いていこうと思いますので、是非、ご活用ください。