[レポート] JAWS-UG 初心者支部#20 JAWSなアウトプットのススメ! #jawsug_bgnr
AWSを愛する皆さま、こんにちは。コンサルティング部の西野(@xiye_gen)です。
JAWS-UG 初心者支部#20 JAWSなアウトプットのススメ!に参加してまいりました。
「JAWS(上手)なアウトプット」というダジャレ、言われるまで気が付きませんでした。ごめんなさい!
概要
今回はAWS初心者がAWSを勉強するにあたって習得する近道になりうる上手なアウトプットの仕方についての会です。 インプット量を2倍、3倍にもする上手なアウトプットについて学びます。
タイムテーブル
時間 | 内容 | 登壇者 |
---|---|---|
18:30〜 | 受付開始 | - |
19:00-19:05 | 会場諸注意/初心者支部とは/テーマ説明 | JAWS-UG 初心者支部運営 武田さん |
19:05-19:35 | セッション①:AWS流アウトプットの秘訣 | AWSJ 舘岡 守さん |
19:35-20:05 | セッション②:LTのコツと心得 | 森川晃さん |
20:05-20:10 | 休憩 | - |
20:10-20:40 | パネルディスカッション: JAWSの運営コアメンバーから初心者にお届けするJAWSなアウトプットについて | 沼口さん(モデレーター/AWSJ) 大竹さん(Security-JAWS) 吉江さん(X-Tech JAWS) 釜山さん(Fin-JAWS) 波田野さん(CLI専門支部) |
20:42-20:47 | LT:誰でもできる簡単なアウトプット法!!IAMのマニアックな話に添えて | 佐々木拓郎さん |
20:47-20:52 | LT:意識低いインプットでもできるアウトプット | 近藤佑子さん |
20:52-20:57 | アンケート回答 | - |
21:00- | 撤収 | 懇親会へGO!! |
セッション所感
各登壇者のスライドは後にconpass上にアップロードされるそうなので、ぜひそちらをご参照ください。
本節には私の所感をメインに記します。
セッション①:AWS流アウトプットの秘訣(AWSJ 舘岡 守さん)
- アウトプットって何だろう?
- 広い心で捉えると料理や提案プレゼン、SNSへの写真アップロードも全部アウトプット
- アウトプットをするとどうなる?
- フィードバック(何かしらの反応)を貰える
- なぜアウトプットが必要なのか
- 自分が知っていることをそれを知らない誰かに伝えられる
- 詳しく知っている人からコメントを得られる
- 伝える技術を向上させられる
- AWSの中では何をしているか
- 社内の誰かがアウトプットしたものをそれぞれインプットしている
- SAの全体ミーティングで共有(新サービスの注意点や伝えるポイントをインプット)
- 突発的に発生する勉強会
- Amazon WorkDocsでドキュメントを共有
- まとめ
- まずは何かアウトプットしてみよう!アウトプットの手段は自由。
- 舘岡さんのおすすめは5分のLT。資料と顔を覚えてもらえてその場でフィードバックをもらえるから。
- 他者を傷つける可能性がある表現には気をつける。
セッション②:LTのコツと心得 森川晃さん
登壇者の森川さんは先週末、38度の発熱のなかSAA受験し合格なさったそう。おめでとうございます!
- あなたは「なぜ」技術的なアウトプットをしますか?
- この「なぜ」がとても大事
- アウトプットには2種類ある。自身のためと他者のため。両者が重なることもある。
- まずは自分自身のモチベーションを探るべき。自分にとっての「なぜ」を見つけてからアウトプットにうつる。
- アウトプットって何?
- 自身が持つ情報を他者に伝える(伝わる)こと
- 自身が「伝えたいこと」と他者が「知りたいこと」をマッチさせる
- アウトプットするものは必ず過去にインプットしたもの。インプットしたものの「理解」の表現がアウトプット。
- インプットした情報の中から、相手が望むものを考えて自分で補う(アウトプットに付加価値をつける)
- アウトプットのためにインプットをするとインプットの質自体が高まる
- 自分が何を入出力しているか気づくこと(選択的注意による内省)が重要
- 何をアウトプットすればいい?
- 自分が最も得意とする技術
- 過去に自分がつまずいたこと
- 一番アツいと思っている技術
- 同僚に教えたこと、教えてもらったこと
森川さんのスライドの後半にはLTに役立ちそうなノウハウがたくさんつまっていたので、LTをやってみたい人はぜひ資料をご覧ください。私も近々LTの機会があるので参考にしたいと思っています。
パネルディスカッション: JAWSの運営コアメンバーから初心者にお届けするJAWSなアウトプットについて
パネルディスカッションの参加者は下記の5名でした。
- 沼口さん(モデレーター/AWSJ)
- 大竹さん(Security-JAWS)
- 吉江さん(X-Tech JAWS)
- 釜山さん(Fin-JAWS)
- 波田野さん(CLI専門支部)
印象に残ったのは下記の3点です。
- 実体験を前提とする語りが重要。この語りが最も簡単なアウトプット。(AWSに)触ったことがない人はまだ触ってみてほしい。
- インプット・アウトプットすることによって業界そのものの健全性な発展を促す。
- 自分としては完璧にやったつもりでも聴衆を見ると反応が悪いことがある。成長のためにはこの負のフィードバックも重要。
LT:誰でもできる簡単なアウトプット法!!IAMのマニアックな話に添えて(佐々木拓郎さん)
- アウトプットのハードルを下げる
- 1冊の本は20万〜30万字→ハードルが高い
- Tweetはハードルが低い
- (例)17000ツイート×80文字→本5〜6冊分
- 継続する
- まずは質より量をこなす
- そのうち質もあがってくる
- 計測する
- 自分がやっていることを何らかの指標(ブログならアクセス数など)で計測してモチベーションにつなげる
LT:意識低いインプットでもできるアウトプット(近藤佑子さん)
- 「ゆうこり〜ん!」
- 「わからないからor仕事で使っていないからアウトプットできない」そう思ってませんか?
- 非技術者である近藤さんがやったこと
- 各種の登壇
- 技術書執筆(Webサイトの仕組みについてわからないから技術同人誌を書いてみた)
- AWS・GCP・Azureの資格取得(資格も一種のアウトプットと、近藤さん談)
- 意識低い方法(たとえばTweet)でも良いからアウトプットしてみる。その後勉強会にも行く。
- どんなインプットでも良いから学んだもん勝ち
- 「出ない神本より出るクソ本」
終わりに
9月にブログの会社に入社して以来、慣れないながらもいくつか技術ブログを書いてきたわたしにとってまさに渡りに船な勉強会でした。
アウトプットについての話を聞いておきながらアウトプットしないわけにはいかない!と、急いでこのブログを書いた次第です。
皆さまのお話を参考にしつつ、自身のアウトプットスタイルを確立したいです。
アウトプットによって圧倒的に成長したい方は、ぜひクラスメソッド株式会社の面接にチャレンジしてみてください!
このブログがほんの少しでも世界を良くできれば嬉しいです。
コンサルティング部の西野(@xiye_gen)がお送りしました。