(初心者向け)APIGatewayとLambdaの導入事例について話してきました #jawsug #jawsdays #jd2016_deep
はじめに
こんにちは植木和樹@上越妙高です。3/12に新宿はベルサール新宿グランドで開催されたJAWS Days 2016で、弊社オペ部でのAPI Gateway+Lambdaの導入事例についてお話させてもらいました。
LambdaのTechnical Deep Driveということで、モバイルバックエンドやKinesisとの連携なら丹内さんや鈴木さんの方がいいんじゃないの?とも思いましたが、より初心者向けにLambdaの便利さを伝えて、盛り上げて、場を温めて次の西谷さんにバトンタッチするつもりでお話させてもらいました。
資料
資料の補足
最初思いついたことを勢いで書き出してみたところ、予定の20分を大幅にオーバーしそうな感じだったのでギュッとスライドを絞り込みました。
1. Amazon Lambdaとは
- 簡単なLambda管理とZIPアップロードの方法はここにまとめてます
- Ruby対応まだ?
2. クラメソ オペ部での導入事例
- 導入時の資料はここにまとめてます
- チケット自動化についてはこんな感じです
- BacklogでチケットをクローズするとOTRSのチケットもクローズされる(これで二重管理がだいぶ楽になった)
- Backlogで担当者がCMオペチームに変わると、OTRSの担当キューに入る
- Backlogで優先度が「高」に変わるとOTRSの優先度も「高」に変わる
- Backlogがチケット作成時に優先度情報を送らないのでOTRSのチケット優先度と連動しないのが課題(機能要望はあげてます)
- node.js 単独からLambdaにした時に書き換えた箇所は、自前でHTTPポートをLISTENしてのとPOSTされたデータの受信処理していたコードを「削った」だけ。本当簡単でした。
3. Lambdaの学び方
- まずは触ってみるのが一番早い
- BlueprintからLambda関数作って
- API Gatewayから紐付けて
- curlでAPI Gatewayのエンドポイント(URL)をたたく
- ご紹介した本 → AWS Lambda: A Guide to Serverless Microservices (English Edition)
4. 今後について
- Cloudwatch Eventsがすごい面白そう
- AWSのあらゆる変化を補足して、それに応じて構成を動的に変更するなんて楽しすぎる!
- 構成が変更されたかポーリングする必要がなくなる!
- ポーリングするための管理サーバーもいらなくなる!(重要)
- 発想力豊かな方たちがLambdaを使った技を考えてくれてます
- みんな試行錯誤中、あなたのアイデア次第!いまがチャンス!
- エンタープライズ方面の方にはAWS Config + Lambdaで構成の妥当性検証なんてのもいい感じ
- Lambdaのスケジュール実行が1分間隔になってくれたら本当に管理サーバー + crontab はいらなくなる
まとめ
20分という時間でしたが、Lambdaのお手軽さと、みなさんのアイデア次第でAWSを自由自在に操れるんだよ!という夢をお伝えしました。 このお話を聞いた方が「Lambdaいいな、ちょっとやってみようかな」と思っていただければ幸いです。
最後に
今後AWS使うならLambdaは必須です!(断言)