[レポート]【C-2】地方でCCoEは無理だって！？ならコミュニティを作ればいいじゃない！地方版CCoE「re:light local」の取り組みとその未来 - JAWS DAYS 2025 #jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_c

こんにちは、臼田です。

みなさん、JAWS参加してますか？(挨拶

今回はJAWS DAYS 2025で行われた下記セッションのレポートです。

【C-2】地方でCCoEは無理だって！？ならコミュニティを作ればいいじゃない！地方版CCoE「re:light local」の取り組みとその未来

レポート

• この取り組みについて紹介する
• 2024年にもJAWS DAYSで登壇していた
  • 今回の話の前段となる取り組みの話をした
• ヘプタゴンは青森に本社がある
  • フルリモートで全国津々浦々働いている
  • クラウドインフラの運用保守、開発、コンサルティングなどを行っている
• re:light localの紹介
  • 地方のクラウド活用推進を加速する企業間コミュニティ
  • 地方でもクラウドの恩恵を十分に得られる事業環境を創るのが目的
  • 昨年3月設立
  • 現在4社が参画している
  • 4つのC
    • DevRelの4C
    • Content
    • Code
    • Conductor
    • Communication
  • 全国で様々なイベントを開催している
  • 目指すところ
    • 「クラウドによる地方の新たな夜明け」
    • 暖かさを持ったコミュニティを目指す
• 地方でクラウドビジネスを推進するポイント
  • 地方企業が抱える課題とre:light local参画企業のアプローチ
    • 戦略IT部門の不在
      • お客様と目線を合わせる
        • 地方企業のお客様はテクノロジーの感度が高くない事が多く、解決したい事業課題と結びつかない
        • 事例: 株式会社クエイル様
          • 沖永良部島でのバスロケーションシステム
          • 方言や通信環境などの地方ならではの制約
          • FAXを使った予約システム
          • Amazon Connectによる方言を加味した音声入力
      • テクノロジーの琴尾は任せてもらう関係を作る
        • 地方は顔が見えないと案件に入っていけない
        • テクノロジーのことはベンダーにお任せできるのがよい
        • 事例: 佐賀銀行の内製化支援
          • 設計や経営課題の解決などは佐賀銀行様にやってもらった
          • 主役はあくまでもお客様である姿勢を徹底する
    • 予算不足
      • クラウドネイティブで課題を捉え直す
        • オンプレミスから置き換えただけだとメリットを感じられない
        • 事例: 地域商品券や電子マネー事業でのAWS活用
          • 地方でもメディア露出がある事業や自治体などサービスダウンが許されなかったり高いセキュリティ基準が求められる
          • 信頼性にかかるのは地方ベンダーは受けづらい
          • AWSの恩恵も受けられる
      • 公開事例を正しくローカライズする
        • AWSや大手の公開事例は地方視点ではオーバースペックなことがほとんど
        • 何ができて何ができないかを切り分けて必要な要素だけ提示する
        • 事例: 食用米の銘柄判別AI「RiceTag」の開発
          • もともとは大掛かりな仕組みを作ったが成果が上がらなかった
          • SageMakerを使った画像分析ではあるが、地方目線での要件を整理した
• re:light localを立ち上げた意義と地方のポテンシャル
  • 地方のITビジネスやデジタル化、DXに問題がある
  • 大企業では戦略を支援するCCoEを組織する
  • 地方では地域のCCoEとして企業をつなぎたい
  • 地方の商慣習では閉じたものである
  • これを変えていきたい
  • エンジニアリング企業としての活動拡大と横の関係づくりを加速させる
  • クラウド導入されていない企業は大半が地方企業
  • つまりまだまだ地方には伸びしろがある
  • リープフロッグ型を目指す
  • 地方xコミュニティでまだまだ盛り上がれる
• イベントのお知らせ
  • 郡山と新潟で実施

感想

地方を盛り上げる取り組みいいですね！

ぜひ既存の商習慣を変えていってほしいです！