data-testidの命名規則を強制させてみた
Unitテストを書く際に、data-testid属性を使うことがあると思います。 プロジェクトが大きくなってきて、気がつけば複数の命名規則が混在してしまっている事ありませんでしょうか。 そうならない為に、data-testid属性の命名規則を強制させてみました。
設定前
下記コードを見てください。
極端な例ですが、複数の命名規則が混在しており、とても見やすいとは言えないコードになっています。
設定方法
eslint-plugin-testing-library
のconsistent-data-testid
を使うことで、
data-testid属性の命名規則を強制させることができます。
npm install --save-dev eslint-plugin-testing-library
設定も簡単です。testIdPattern
に正規表現を指定し、customMessage
にエラーメッセージを指定するだけです!
今回はローワーキャメルケースで設定を行います。
module.exports = { plugins: ["testing-library"], rules: { "testing-library/consistent-data-testid": [ "error", { testIdPattern: "^[a-z]+([A-Z]|[a-z]|[0-9])*$", // ローワーキャメルケース customMessage: "Must be lower camel case", }, ], }, };
設定後
動作確認を行います。
以下の様にesLintが命名規則を確認し、エラーを出してくれます!
ホバーするとカスタムメッセージの表示も行ってくれます。
これで安心ですね、ぜひ皆さんも設定してみて下さい!