![[アップデート] Kiro Autonomous AgentのEarly Accessが開始されました! #AWSreInvent](https://devio2024-media.developers.io/image/upload/f_auto,q_auto,w_3840/v1764699670/user-gen-eyecatch/obf62vl0h5mrjodxvrjl.png)
[アップデート] Kiro Autonomous AgentのEarly Accessが開始されました! #AWSreInvent
はじめに
re:InventでKiroの新しい機能である、Kiro Autonomous Agentが公開されました!どんな機能があるのかこちらの記事で紹介します。
公式情報
どんな機能なのか
従来のKiroは、Kiro IDEやCLIを使ってローカルPCの環境上で動作するものでした。Kiro Autonomous Agentは、リモートのAIコーディングエージェントです。ローカルのリソースを気にせず、並列してAIコーディングエージェントに実装を依頼することが可能になります。また複数のSaaSとの接続が最初から提供されていたり、AWS内で接続を制限する機能なども搭載されています。この機能をそれぞれ見ていきます。
使い方
Kiroの有料プランを契約していると利用できます。筆者の場合、まだ利用できなかったので別途更新されたら記載します。公式ブログから引用すると以下のようにタスク画面があり、Kiroに作業を依頼することができます。

早期アクセスが募集されているので、先行して触ってみたい方は以下から登録してください。
提供される機能
AIコーディングエージェントとして、SlackやGitHubなどを使ったタスクの依頼が可能になっています。たとえば、Slack上でメンションをつけて、Kiro Autonomous Agentにタスクを依頼したり、GitHubのissueに取り組ませることもできます。ほかのDevinやGitHub Copilot Coding Agent、Claude Code Actionsのような操作が可能となっています。また特徴的な機能として以下があります。
ネットワークアクセス制御
AIコーディングエージェントがネットワーク越しにアクセスできる段階を3つから選択できます。
- サンドボックス:接続したGitHubリポジトリとの接続のみ
- ライブラリ/パッケージの依存関係のあるもののみ許可:(npm、PyPI、Mavenなどのパッケージレジストリへのアクセス)
- すべてのインターネットアクセスを許可
従来のAIコーディングエージェントであれば、ネットワークの接続制限をコンテナやVMなど別の仕組みで隔離していましたが、設定だけで可能になります。
MCP統合
MCPを使って、既存のクローズドなナレッジとも接続可能になります。
環境変数とシークレットの隠蔽
環境変数やシークレットに保存した情報が公開されないよう設計されています。
環境設定
DockerfileやDevfilesを自動で検知して、適切なビルドコマンドやデプロイ方法を学び、ランタイムに必要な要件を分析してサンドボックを構築してくれます。
所感
AWSから提供されるサービスなので、個人的にはセキュリティ面でエンタープライズ企業での導入を期待しています。まだプレビュー版としての公開でアクセスできない方も多いですが、リリースされたら再度ブログ書きます!








