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[アップデート] Kiro IDE 0.10.78 でコンテキスト使用状況の内訳が確認できるようになり、一定量を超えると警告表示されるようになったので確認してみた
いわさです。
今朝、Kiro IDE の新しいパッチ0.10.78がリリースされたのですが、コンテキスト使用状況の内訳が表示されるようになるというアップデートがありました。
モデルごとにコンテキストウィンドウサイズが決まっているのですが、様々な理由でコンテキストが消費されます。
例えば Kiro CLI の場合は/contextコマンドを実行することで次のようにコンテキストウィンドウ使用状況の内訳を把握することが出来ます。

コンテキストファイル、ツール、会話でそれぞれどう使われているのかを把握することが出来ます。
例えばコンテキストファイルや MCP サーバーでの使用量が大きすぎると、メインの会話部分で使用できるコンテキストサイズが少なくなってすぐに圧縮されてしまったりします。
そのため会話以外のものも含めてどの程度コンテキストを使用しているのかをざっくり把握することが必要になる場合があります。
今回 Kiro IDE でも内訳を確認できるようになり、さらに内訳項目ごとに一定のしきい値を超える場合に警告が表示されるようになったみたいです。
アップデート前後を比較して紹介します。
アップデート前(0.10.32)
アップデート前のパッチバージョンは一つ前のものになるのですが0.10.32が最新でした。

こちらの場合は次のようにコンテキストウィンドウの中でどの程度消費されているのかだけがこのアイコンで確認できる感じでした。

情報量が少ないですね。
アップデート後(0.10.78)
ではアップデートしてみましょう。
最新は0.10.78になります。

次のように Conversation、MCP tools、Streering files の3つの内訳が表示されるようになりました。

Conversation はそのままで会話のコンテキストですね。
Kiro CLI の/contextでいうと Kiro responses と Your prompts です。
MCP tools は、MCP ツールが読み込まれた時に与えられるコンテキストのようで、例えば次のようにいくつかの MCP サーバーを Disable にすることで、MCP tools のコンテキスト使用量を減らすことが出来ました。

Streering files はステアリングファイルと Kiro で呼ばれているもので、プロジェクトやグローバルのコンテキストファイルのことです。Kiro CLI でいうContext filesですね。
例えばプロジェクトステアリングであれば、次のように.kiro/steeringフォルダにマークダウンを格納することで繰り返し使える共通コンテキストになります。


30% を超えると警告がでるようになった
なぜコンテキスト使用量の内訳の把握が必要かというと、極端にステアリングファイルや MCP サーバーが多すぎる場合、メインの会話で使えるコンテキストサイズが非常に小さくなってしまうからです。
例えば、ステアリングファイルが大きすぎる場合、次のように繰り返し会話がサマライズされて、完全な会話コンテキストを保持することが難しくなります。

今回のアップデートで内訳が確認できるようになってこのあたりの対策が取りやすくなったのですが、それに加えて内訳項目が 30% を超えると、警告を表示してくれるようになりました。

30%が警告ラインとして妥当なのかは謎ですが、このような表示がされる場合はステアリングファイルや MCP サーバーの構成を見直してみるのが良いですね。
おそらくバグだと思いますが、本日時点ではこの警告が表示されるときにコンテキストサイズ確認アイコンが非表示になってしまいました。
さいごに
本日は Kiro IDE 0.10.78 でコンテキスト使用状況の内訳が確認できるようになり、一定量を超えると警告表示されるようになったので確認してみました。
アップデートし使用量の内訳をチェックしてみてください。頻繁に会話が圧縮されていたという方は、グローバル設定見直しのきっかけになるかもしれないですね。







