
Kiro でシェル統合を有効化しているのにも関わらず「kiro」コマンドが見つからない場合に有効化する
いわさです。
最近 Kiro を使っています。
普段 Visual Studio Code を使っているユーザーからすると違和感少なく使えています。
ただ初期セットアップ直後からちょっと困っていることがありまして、私は普段 VSCode を使う時にはcode
コマンドからパスを指定して起動することがほとんどです。
これは Visual Studio Code のシェル統合機能を有効化することで使えるようになります。
Kiro にもシェル統合機能が用意されており、ターミナルの確認や操作を行うために必要となります。
ここを有効化することでkiro
コマンドが使えるという噂を聞いていたのですが、初期セットアップで有効化しても私の環境ではkiro
コマンドが使えない状態になっていました。
% kiro
zsh: command not found: kiro
推測ですが、以前検証用途でインストール/アンインストールした時の設定が残っていたのかなと思っているのですが、コマンドからの起動ができないとちょっと不便です。
また、最初独自にコマンドエイリアスやスクリプトを用意して使えるようにしてみたのですが、不完全な感じだったので Kiro の設定から再度有効化しなおすことにしました。
シェル統合機能を有効化してみるも、コマンドは使えなかった
まず、シェル統合関係で問題が生じた際には、Kiro のコマンドパレットから有効化ができます。
公式ドキュメントでは以下に記載があります。
上記に従い、私は macOS なので Cmd + Shift + P からコマンドパレットを開き、「Kiro: Enable Shell Integration」を選択します。
セットアップがすぐに完了するので「Reload Window」からリロードさせましょう。
その後ターミナルからkiro
コマンドを試してみたのですが次のようにまだ使えない状態でした。
% kiro
zsh: command not found: kiro
シェルコマンドインストール機能を使う
公式ドキュメントの FAQ など探し回ったのですが、最終的にはコマンドパレットから以下を使うことでkiro
コマンドをインストールすることが出来ました。Visual Studio Code と同じ感じですね。
ダイアログが出るので OK を押します。
その後管理者権限の許可が必要なのでパスワードなどを入力します。
有効化後、Visual Studio Code と同じようにkiro
コマンドでパスを指定して起動できるようになりました。助かりました。
さいごに
本日は Kiro でシェル統合を有効化しているのにも関わらず「kiro」コマンドが見つからない場合に有効化する方法を紹介しました。
小ネタになりますが、同じように困っている方の参考になりましたら幸いです。
他の方は使えるっぽかったのですが、私はシェル統合有効化したのになぜ使えなかったのだろうか。プレビュー中なので特定バージョンで発生していたとかなのかな。