無料のMicrosoft LearnでAZ-900 Microsoft Azure Fundamentalsの準備をしよう
こんにちは。サービスグループの武田です。
クラスメソッドはAWSのプレミアコンサルティングパートナーとしてお客様のAWS活用を支援していますが、昨今ではその他のクラウド知識も求められてきています。クラウドと言ってもさまざまですが、主にGCPとAzureです。GCPの基本は次のエントリなどが参考になります。
このエントリではAzureの勉強を始めるにあたって利用した教材を紹介します。
AZ-900 Microsoft Azure Fundamentalsとは
何かを始めるにあたって目標を立てることは大事ですよね。Azureと一口に言っても勉強するべきことは多岐に渡るはずです。そこで今回はエントリレベルのMicrosoft Azure Fundamentals取得を目指すことにしました。Azure関連の資格はたくさんありますが、ソリューションアーキテクト関連(Apps and Infrastructure)のものは現在8個あるようです。資格はFundamentals / Role-based / Specialtyの3種類に分かれており、Role-basedはさらにAssociateとExpertのレベルがあります。
- Fundamentals
- Azure Fundamentals
- Role-based / Associate
- Azure Administrator Associate
- Azure Developer Associate
- Azure Security Engineer Associate
- Role-based / Expert
- Azure DevOps Engineer Expert
- Azure Solutions Architect Expert
- Specialty
- Azure for SAP Workloads Specialty
- Azure IoT Developer Specialty
対応する試験は番号が AZ- で始まるものです。逆に他の(例えば AI- で始まる)ものはApps and Infrastructureではなく別の分野になります。Microsoft Azure FundamentalsはAzure関連資格の基礎と位置付けられており、AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals
に合格することで認定されます。勉強を始めるにはちょうどよさそうです。AWSだとCloud Practitionerに相当すると言えばピンとくる方も多いですかね(特に社内では)。Azureの資格については、次のトレノケートさんの記事が参考になります。
評価されるスキルとしては次のものです。
- Cloudの概念の理解
- コアな Azure サービスの理解
- セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、信用についての理解
- Azure の料金プランとサポートについての理解
技術的な深みというよりは、クラウド全般の知識およびリフトアンドシフトに必要なメインサービス(≒コアサービス)の理解といった範囲になっているように思えます。
事前の準備
Microsoft Learnというオンライントレーニングコンテンツおよび実際にAzure環境を操作して学習を進めます。Microsoft Learnはアカウントなどがなくても閲覧できますが、アカウントがあることで学習状況の記録ができます。またハンズオンのための、無料でリソースを作成できるサンドボックス環境も提供されているため、最初にアカウントを作成しておくことをお勧めします。
アカウントは次のページから作成できます。なお作成にはクレジットカードが必要ですので準備しておきましょう。
Azure の基礎で学ぶ
さてアカウントが作成できたら学習を進めていきましょう。Microsoft Learnは ラーニング パス 、 モジュール 、 ユニット という3種類のコンテンツから構成されています。ラーニング パスはモジュールを集めたもので、アーキテクトやAzure Web Appsなど、特定のロールや技術を習得するために構成されます。モジュールはユニットを集めたもので、概論や演習などを通じて新しいスキルを身につけます。ユニットは最小単位で、説明や演習、確認テストなどからなります。モジュール単位で進めていくのがお勧めですが、学習進捗はユニット単位で記録されるため、隙間時間などで学習を進めたい方も安心して利用できます。
今回目標とするMicrosoft Azure Fundamentalsは、 Azure の基礎 というラーニング パスを学習するのがよいようです。
Azure の基礎は次の12モジュールで構成されています。時間にして9時間48分。時間だけ見ると1日で出来そうですが、疲れるので数日かけて進めるくらいの気持ちがよいです。
- クラウドの概念 - クラウド コンピューティングの原則
- Azure アカウントを作成する
- Core Cloud Services - Azure の概要
- コア Cloud Services - Azure アーキテクチャとサービスの保証
- コア クラウド サービス - Azure portal を使用してサービスを管理する
- コア Cloud Services - Azure コンピューティング オプション
- コア Cloud Services - Azure データ ストレージ オプション
- コア Cloud Services - Azure ネットワーク オプション
- Azure におけるセキュリティ、責任、信頼
- Azure Policy でインフラストラクチャの標準を適用して監視する
- Azure Resource Manager での Azure リソースの管理と整理
- Azure のコストを予測して支出を最適化する
2つ目のモジュールでアカウント作成があるのですが、ここで作っても1つ目のモジュールの学習記録がされませんでした(戻って記録だけした)。進め方が悪かった可能性もありますが、順番どおり進める場合は少し注意してください。
モジュールを確認すると、クラウドの特性、コンピューティング/データストレージ/ネットワークといったAzureのコア要素、セキュリティ、責任境界、コストといったことがひととおり学べます。また実際に手を動かしてAzure環境にリソースを作成する演習もあります。費用が発生するリソースについてはサンドボックス環境が提供されていて、これを利用することで費用は発生しません。すばらです。
試験を受けるには
コロナの影響で試験会場も満足に探せない状況が続いていますね。ところでAzure試験は自宅でも受験できます。次のページからスケジュールを作成する中で「自宅または職場」を選べばOKです。
ただ相応の環境を用意する必要があるので事前に次のページは目をとおしておきましょう。
最後に
まだゴールデンウィーク中でしょうか?こんなご時世だからこそ、しっかりとスキルを身につけていきたいですね。ちなみに自宅の環境をチェックしたらネット回線が壊滅的に遅くて自宅受験不可でした。どうやら環境改善が急務のようです。最近重いなって思ってたんだよなー……。