ゆるい第二外国語学習のススメ

2022.09.26

Hola! ¿Cómo estáis?

何年経っても巻き舌が全くできない、アノテーション・テクニカルサポートチームの村上です。

今年 4 月から始めた NHK 語学「まいにちスペイン語」が、9 月をもって半年のシリーズが終了となるので、10 月からの新シリーズが始まる前に何かアウトプットしておきたいと思い、第二外国語学習についてブログにしてみました。

家事や本業の IT 分野での技術習得もあり、プライベートもなにかと忙しい方ばかりだと思いますが、何か始めてみたいというなら語学はいかがでしょうか?

本ブログでは、第二外国語としてのスペイン語をどのように学習しているかについて、ゆる~く語ってみたいと思います。

なぜ、スペイン語?

実は、10 年以上前に中米(メキシコ、グアテマラ)で 1 年、スペインで 1 年以上、スペイン語の習得の為に現地の語学学校に通っていました。(30 代前半の頃)

英語以外の語学を何か習得してみたいと思った時に、もともとラテン文化に興味があったのと、中南米を旅する時に便利だからというのがスペイン語を選んだ理由です。

また、日本を離れて当面は貯金を切り崩しながら生活する予定だったので、物価が低い中南米で滞在しながら学べるというメリットもありました。

講座開始時のスペイン語レベル

帰国してから全くスペイン語での会話をする機会が無く、思いついたように数年に 1 度軽めの本を買って読む程度だったので、10 年以上経った今年 3 月末の時点では、びっくりする程文法や単語について曖昧になっていました。

スペイン滞在時の最後のクラスは C1 クラスに所属していたのですが、講座開始時のスペイン語レベルは、どれだけひいき目で見てみても A2 と B1 の中間ぐらいのレベルです。(初級 A1 < A2 < B1 ... < C2 上級)

10 年前なら考えないでもスラスラでてきたようなフレーズが、どれだけ考えても出てこないと言えば分かっていただけるでしょうか。

CEFRについて
※ヨーロッパ共通参照枠 (CEFR) については、上記リンクをご参照ください

学習教材

NHK ラジオ「まいにちスペイン語」の一点です!!!

4 月号 ~ 9 月号のテキスト

他にも、帰国してから購入した単語帳やペーパーバック、果ては帰国当初に勢いで購入してしまった 1,000 ページを超える「ドン・キホーテ」の原書?もありますが、今の自分のレベルに合った教材ということで、NHK ラジオ「まいにちスペイン語」に集中して取り組むことにしました。

月曜日から水曜日までは、「初級編」となっており、ギター練習の為に日本から猫と一緒にスペインのセビリアへ留学しているミュージシャンの日常が描かれていました。
無類の猫好きなので、猫(しかもスペイン語が話せる)と留学とか羨ましい限りです。

木曜日から金曜日までは、「中級編」となっており、スペインの各地で語り継がれる昔話が題材となっていました。
「中級編」だけあって、文法的に高度な "接続法過去" なども普通に文章に使われています。

講座を始めた当初は、初級編については覚えていることがほとんどで、中級編をやると「こんな単語や文法規則あった!」と思い出すことが多かったです。

9 月号あたりになると、初級編でも "接続法" や "過去未来" などが取り上げられて、半年で "接続法" までたどり着くって凄いなと思いました。

放送は、インターネットでも配信されており、放送があった日から一週間は下記のサイトから聞き逃し放送を聴くことができます。

スペイン語の番組案内

講師の土屋先生、松下先生、本当に半年間お世話になりました!!!

学習方法について

スペイン語を、どのように学んでいるかについてご紹介します。

なお、本ブログではスペイン語学習を例にしていますが、英語学習でも本ブログで紹介した方法を取り入れて学習しています。

語学で大事だと思っていること

語学学習では声に出すことが大切だと思っているので、声を出してテキストを読んだり、講師の方の読み上げる文章を正確に真似したりしています。
以下は、私が実践している声を出しての学習方法です。

リピーティング

放送では、文章を通しで読むパターンと、一文一文区切られて読まれるパターンがあるので、一文一文読まれるパターンの際は読まれたフレーズをしっかり聴いて、文が終わったらそっくりそのまま真似をして一文を読み上げます。
この時、基本的にテキストは見ません。
聴いた音だけを頼りに、動詞の活用と時制、冠詞の男性・女性・単数・複数まで、そのまま自分の口から発して正確に再現します。
上記のトレーニングは、リピーティングといって、リスニングの精度向上とスペイン語の発音矯正に効果があります。

シャドーイング

文章が通しで読まれる場合は、1回目は聴くことだけに集中します。
放送中にテキストの文章が 3 回は通しで流れるので、そのうちの 2 回、3 回目は、できればですがシャドーイングを実施します。

シャドーイングは、ざっくり言うと読み上げられた文章を追随する形で、テキストを見ずに声に出して真似をするトレーニングになります。
シャドーイングをすることによって、リスニング力と、スペイン語を(頭の中で日本語を介さずに)スペイン語のまま理解する能力を伸ばすことができます。

途切れることがない文章を、耳から入ってきた音だけを頼りに真似をするので、それなりの文章量があり文法的にも高度だと 1 回目はまずしどろもどろになります。
何度か通読した文章だと、シャドーイングもできるようになりますが、負荷が高いトレーニングなのでできなくても仕方ない感じです。

私にシャドーイング革命をもたらした AfterShokz OpenComm

シャドーイングはトレーニングの性質上、自分の声がスピーカーからの音と被ってしまい、次に自分が発する音が聴き取りずらいことがありました。
上記の対策の為に、シャドーイング時はイヤホンを片耳だけつけて、自分の声と聴く音が重ならないようにしていましたが、どうしても限界がありました。
長らく片耳イヤホンや、ゆるゆるイヤホンでシャドーイングをしていたのですが、会社から貸与された骨伝導の AfterShokz OpenComm でシャドーイングをしてみたら、自分の声とリスニングで次に聴く音が重ならずにクリアに聴くことができることに気づきました。

AfterShokz OpenComm ありがとう!!!

音読

音読の場合は、テキストを見て自分のペースで読み上げることができるので、テキストレベルが上がっても対応可能というメリットがあります。
テキストを読み上げて発音が不明な単語は、音声を聞き直して間違った発音やアクセントになっていないかのチェックもします。

英語学習にも共通しますが、どうしても聞く読む能力に偏った学習になりがちなので、意識して声を出すようにしています。

学習時間の確保について

基本的には、前日~3日前ぐらいの放送を、始業前の時間帯に聴いていました。

私の生活スタイルですが、現在は自宅からのフルリモート勤務ということもあり、以前は通勤時間であった 7:30 ~ 8:45 ぐらいの時間帯を、家事と勉強の時間にしています。

放送時間は 15 分ですが、前述の学習方法にあるようにリピーティングやシャドーイング、音読をする為、20 分ぐらいが 1 回の学習時間となります。

「まいにちスペイン語」とあわせて「NHK ラジオビジネス英語」も受講しているので、この 2 つの講座と、簡単な掃除をしたら始業時間といった感じです。

AWS 資格試験や IPA の資格試験前は、この朝の集中力がある時間帯に資格勉強をすることになるので、その期間は昼休憩や終業後に時間を確保して何とか消化している感じになります。

会話のコツ

スペイン語も英語もアドバイスができるようなスピーキング力では無いのですが、会話をする際に以下のことを心掛けています。

間違えることを恐れない

いざ海外に行ってみて会話となると言い間違えを恐れてしまい、話せなくなってしまうことがあると思います。

母国語以外でコミュニケーションをとろうとして間違えるのは当たり前なので、言い間違えや文法間違え等をあまり気にしせず、どんどん話してみればいいと思います。

レストランで注文したはずの物と全く違った品が出てきたり、話し相手が大爆笑するような言い間違いをすれば、自然と印象に残り次は対応できるようになります。

スペイン語を学んで良かったこと

世界が広がった

スペイン語は、世界 21 カ国で公用語となっています。
特に、中南米では圧倒的な強さです。
仮に、来週からアルゼンチン勤務と言われても対応可能な強みがあります。

違う人格が備わった

いきなり危ないこと言い出したと思われるかもしれませんが、他の海外在住の人が書いたブログでも見かけたことがあります。
スペイン語でコミュニケーションをとっていた自分と、日本語でコミュニケーションをとっている自分では明らかに性格的なものが異なりました。
スペイン語では、あまりネガティブな言葉を覚えなくて利用しなかったことや、日本語を話す時と比べてなぜか声が 1 オクターブ下がる影響もあるかもしれません。

単純に楽しい

ただただ楽しい。
これに尽きます。

最後に

現在、私は多くの外国籍の同僚と一緒に働いています。

外国語を学んでいると実感しますが、母国語以外でコミュニケーションをしていて、かつビジネスレベルでの日本語を巧みに操る皆さんは凄いです!

私も遥か先の目標に向かって、ゆるく長く語学習得に取り組みたいと思います。

参考資料

アノテーション株式会社について

アノテーション株式会社は、クラスメソッド社のグループ企業として「オペレーション・エクセレンス」を担える企業を目指してチャレンジを続けています。「らしく働く、らしく生きる」のスローガンを掲げ、様々な背景をもつ多様なメンバーが自由度の高い働き方を通してお客様へサービスを提供し続けてきました。現在当社では一緒に会社を盛り上げていただけるメンバーを募集中です。少しでもご興味あれば、アノテーション株式会社WEBサイトをご覧ください。