CLIでAWSのサービスを使ってみた
こんにちは。イムチェジョンです。
今回のブログではCLIでAWSに接続する方法をポスティングします。
アジェンダ
- AWS CLIとは?
- CLIでAWSに接続
- まとめ
1. AWS CLIとは?
- Command Line Interfaceの略
- コマンドを使用し、AWSサービスを作用できるオープンソースツール
- ターミナルの命令プロンプトでブラウザ基盤のAWS Management Consoleで提供されるのと同じ機能を実行可能
2. CLIでAWSに接続
これからCLIを使い、AWSに接続してみましょう。
2-1. CLIの設置
まずはCLIを設置しましょう。
下のアドレスをクリックすると設置ファイルをダウンロードできます。
https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.pkg
macOS以外の設置方法は下のページを確認ください。
AWS CLI のインストール、更新、アンインストール
設置が終わったら成功的に設置できたか確認をします。
下のように出たら設置完了です。
$ aws --version aws-cli/2.2.14 Python/3.8.8 Darwin/20.3.0 exe/x86_64 prompt/off
2-2. ユーザーの生成
CLIの設置が終わったら次はIAMのユーザーを作成します。
ユーザー名:cli_user
CLIでAWSに接続するのでプログラムによるアクセス
を選択します。
今回はCLIでAWSに接続できるかを確認するためにIAMユーザーの一覧を表示してみる予定なのでIAMReadOnlyAccess
のポリシーを選択します。
作成が終わったらIAMユーザーのアクセスキー
とシークレットアクセスキー
を覚えておきます。
作成したユーザーの認証情報のアクセスキーがあるのを確認して次の段階にいきましょう。
2-3. CLIで接続
CLIの設置からユーザーの作成まで終わったのでターミナルを利用し、AWSに接続してみましょう。
まず、aws configure
コマンドを使い、ユーザーのアクセスキー
とシークレットアクセスキー
を入力します。
三つ目には使用するAWSのリージョンを入力します。
$ aws configure AWS Access Key ID [None]: [アクセスキー] AWS Secret Access Key [None]: [シークレットアクセスキー] Default region name [None]: [使うリージョン] Default output format [None]:
実際にIAMユーザーの一覧を表示するコマンドを実行してみましょう。
$ aws iam list-users
今まで作ったIAMの一覧と情報が表示されます。
{ "Users": [ { "Path": "/", "UserName": "amplify-user", "UserId": "*********************", "Arn": "arn:aws:iam::************:user/amplify-user", "CreateDate": "2021-07-15T02:35:43+00:00" }, { "Path": "/", "UserName": "cli_user", "UserId": "*********************", "Arn": "arn:aws:iam::************:user/cli_user", "CreateDate": "2021-07-28T08:31:19+00:00" } ] }
結果を確認するためにAWS Management Consoleと比べてみたら同じユーザーが存在しました。
2-4. ポリシーを削除してみた
今回はポリシーを削除した時にどうなるか試してみましょう。
まず、IAMユーザーページでポリシーを確認します。IAMReadOnlyAccess
ポリシーがあるので、さっきのCLIでIAMユーザーの一覧を確認できました。
IAMReadOnlyAccess
ポリシーを削除します。
削除されたのを確認してもう一回、上と同じコマンドを実行しまみます。
実行した結果です。
権限。つまり、ポリシーがないのでエラーが発生しています。
$ aws iam list-users An error occurred (AccessDenied) when calling the ListUsers operation: User: arn:aws:iam::************:user/cli_user is not authorized to perform: iam:ListUsers on resource: arn:aws:iam::************:user/
これでCLIでAWSのサービスを実行するためにはポリシーが絶対に必要になるのを確認できます。なので、適切なポリシーを使いCLIでAWSのサービスを使いましょう。
3. まとめ
今回はCLIを利用し、AWSに接続をしてみました。いつもAWS Management consoleを使ってしていたのをCLIでやってみたのでもっといろんな方法でAWSを使えるようになったと思います。