LINEのサービスメッセージを試してみた

LINEのサービスメッセージを試してみた

こんにちわ。西田@リテールアプリ共創部マッハチームです。今回はLINEのサービスメッセージをTypeScriptで作成されたLINEミニアプリから送信してみます
Clock Icon2024.06.22 05:31

こんにちわ。西田@リテールアプリ共創部マッハチームです

今回はLINEのサービスメッセージをTypeScriptで作成されたLINEミニアプリから送信してみます

参考: サービスメッセージを送信する

LINEサービスメッセージの概要

LINEミニアプリ上のユーザーの操作に対する確認、応答としてLINEミニアプリから送信できるメッセージです。無料(メッセージ通数カウントされない)で送信でき、1つのメッセージで最大5つまでの吹き出しを送信することが可能です。

具体的なユースケースとしては、LINEミニアプリからホテルの宿泊予約をした場合に、予約の完了時に予約完了をお知らせするメッセージを送信し、後日予約している日の前日にリマインドするメッセージを送信するなどがあります

禁止事項

ユーザーの操作に対する応答の用途以外のメッセージを送信することは禁止されています。例えばプロモーションやイベントの告知などをサービスメッセージで送信することはできません。もし送信してしまうと、一定期間サービスメッセージを送信できなくなったり、使用できなくなったりします

テンプレート

サービスメッセージを送信する際は必ずテンプレートを使用する必要があります。テンプレートはあらかじめ用意されたテンプレートがあり、その中から選んでLINEミニアプリチャネルに追加する必要があります。 テンプレートをLINEミニアプリチャネルに追加するには審査が必要で、審査が通るまでは、そのテンプレートを使ってサービスメッセージを送信することはできません

ただし、審査中のテンプレートでもテストユーザー(LINE Developersコンソールで、LINEミニアプリのチャネルに招待されてるユーザー)には、 LINE Developersコンソール上から、もしくは、LINEの サービスメッセージを送る APIから送信できます

送信トークルーム

送信されたサービスメッセージは、「LINEミニアプリ お知らせ」に送信されます

メッセージを送信する

大まかな流れ

  1. チャネルアクセストークン を発行する
  2. ユーザーのアクセストークンを受け取る
  3. サービス通知トークンを発行する
  4. サービスメッセージを送る

LINEミニアプリチャネルアクセストークンを発行

サービス通知トークンを発行するのに必要なLINEミニアプリのチャネルアクセストークンを発行します

LINEミニアプリのチャネルアクセストークンの発行には、チャネルIDとチャネルシークレットがそれぞれ必要で、LINE DeveloopersコンソールのLINEミニアプリ画面の「チャネル基本情報」タブから確認することができます

チャネルIDを取得します。

今回はテストユーザーにのみ送信するので開発用のIDを使います

チャネルシークレットを取得します

TypeScriptでLINEミニアプリチャネルアクセストークンを発行

取得したチャネルID、チャネルシークレットを環境変数から取得できるようにして、それらを使ってチャネルアクセストークン発行エンドポイントを呼び出します

export async function issueChannelAccessToken() {
  const response = await fetch("https://api.line.me/oauth2/v3/token", {
    method: "POST",
    headers: {
      "Content-Type": "application/x-www-form-urlencoded",
    },
    body: new URLSearchParams({
      grant_type: "client_credentials",
      client_id: process.env.LINE_MINIAPP_CHANNEL_ID!,
      client_secret: process.env.LINE_MINIAPP_CHANNEL_SECRET!,
    }),
  });

  if (!response.ok) {
    const text = await response.text();
    throw new Error(
      `Failed to issue access token: ${response.statusText} ${text}`
    );
  }

  const body = (await response.json()) as {
    access_token: string;
    expires_in: number;
  };
  return body;
}

ユーザーのアクセストークンを受け取る

LINEサービスメッセージは、LINEミニアプリ上の操作に対する応答メッセージなので、送信するにはLINEミニアプリ上で発行できるユーザーのアクセストークンが必要です。以下はReactでLIFFを使ってアクセストークンを送信する例です。liffAccessTokenというパラメーターでアクセストークンをAPIに渡しています

import liff from "@line/liff";
import { config } from "./config";

function App() {
  const sendServiceMessage = async () => {
    fetch(config.apiUrl + "service-message", {
      method: "POST",
      headers: {
        "Content-Type": "application/json",
      },
      body: JSON.stringify({
        liffAccessToken: await liff.getAccessToken()!,
      }),
    });
  };

  return (
    <>
      <button onClick={sendServiceMessage}>
        サービスメッセージ
      </button>
    </>
  );
}

export default App;

サービス通知トークンを発行する

LINEミニアプリチャネルのアクセストークンと、ユーザーから取得したLIFFアクセストークンを使って、サービスメッセージ送信用のトークンを発行します

export async function issueServiceMessageNotificationToken(
  liffAccessToken: string
) {
  const channelAccessToken = (await issueChannelAccessToken()).access_token;

  const response = await fetch(
    "https://api.line.me/message/v3/notifier/token",
    {
      method: "POST",
      headers: {
        Authorization: `Bearer ${channelAccessToken}`,
        "Content-Type": "application/json",
      },
      body: JSON.stringify({
        liffAccessToken: liffAccessToken,
      }),
    }
  );

  if (!response.ok) {
    const text = await response.text();
    throw new Error(
      `Failed to get service message notification token: ${response.statusText} ${text}`
    );
  }

  const body = (await response.json()) as {
    notificationToken: string;
  };

  return body;
}

サービスメッセージを送信

LINEミニアプリのチャネルアクセストークンと、サービス通知トークンを使ってサービスメッセージを送信します

export async function sendServiceMessage({
  templateName,
  params,
  notificationToken,
}: {
  templateName: string;
  params: { [key: string]: string };
  notificationToken: string;
}) {
  const channelAccessToken = (await issueChannelAccessToken()).access_token;

  const response = await fetch(
    "https://api.line.me/message/v3/notifier/send?target=service",
    {
      method: "POST",
      headers: {
        Authorization: `Bearer ${channelAccessToken}`,
        "Content-Type": "application/json",
      },
      body: JSON.stringify({
        templateName,
        params,
        notificationToken,
      }),
    }
  );

  if (!response.ok) {
    const text = await response.text();
    throw new Error(
      `Failed to send service message: ${response.statusText} ${text}`
    );
  }
}

画面からの呼び出し部分を作成

下記は express を使った例です、画面(React)からアクセストークンを呼び出し、これまでに作成したLINEサービスメッセージ送信APIを呼び出しています。パラメーターはサンプルの値です


app.use(express.json());

app.post("/service-message", async (req, res) => {
  const { liffAccessToken } = req.body;
  const { notificationToken } = await issueServiceMessageNotificationToken(
    liffAccessToken
  );
  await sendServiceMessage({
    templateName: "restock_d_ja",
    params: {
      price: "400円",
      number: "1357",
      address: "東京都新宿区新宿4-1-6",
      btn1_url: "https://line.me",
      btn2_url: "https://line.me",
      btn3_url: "https://line.me",
      btn4_url: "https://line.me",
      reg_date: "2033/8/22 0:00",
      shop_name: "ブラウン新宿店",
      instock_date: "2033/8/22 0:00",
      product_name: "Tシャツ",
    },
    notificationToken,
  });
  res.send("OK");
});

最後に

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