Amazon Lumberyard クイックスタート #2 カメラの配置
Amazon Lumberyard Quick Start
先日発表されたばかりの、 Amazon 製のゲーム開発ツール Amazon Lumberyard (以下、Lumberyard)。
本ブログでは、Amazon GameDev Tutorials で公開されている Quick Start Reference に沿って、Lumberyard に触れております。
- Level の作成
- カメラの位置の調整 (今回)
- Lumberyard オブジェクト
- Terrain の作成
- 光源の調整
- ゲーム・スクリプティング
今回は「カメラの位置の調整」です。
ゲームをプレイするときのカメラ位置
Level を遊ぶには、カメラを配置する必要があります。カメラは実際にゲームで遊ぶ時の操作画面であり、キャラクターを操作するための画面の開始位置でもあります。
クイックスタートでは、カメラとキャラクターがセットになっているサンプルを使います。とても簡単に配置できるので、すぐにゲームがプレイ可能な状態まで持っていくことができます。
カメラの配置
カメラの配置は DataBase View という画面を使います。DataBase View を一番簡単に開く方法は、ツールバーのアイコンをクリックする方法です(下図)。なお、メニューからも開くことはできます( 「View」 > 「Open View Pane」 > 「DataBase View」 )。
DataBase View を開いたら「Prefabs Library」タブを開き、「Load Library」ボタンをクリックします。
ここでは XML 形式のライブラリを読み込むことができます。カメラとキャラクターがセットになったサンプルは prefables¥character_controllers.xml
です。
Sphere_Controller (0)
と書かれた Controller が追加されたと思います。この ()
は Level に配置している総数を表しています。まだ配置していないので (0)
となっています。ここを Perspective Viewport (3D の画面) にドラッグアンドドロップする と配置されます。その結果 (1)
となれば OK です。
Perspective Viewport には、下図のような感じで配置されます。
ゲームモードに切り替えて操作してみる
カメラとキャラクターを配置してしまえば、もうゲームとしてお試しプレイできます。なお Editor で簡単にゲームをプレイしてみることを ゲームモード と言います。
ゲームモードに切り替えるには、メニューから「Game」>「Switch to Game」を選択します(ショートカットキーは Ctrl
+ G
)。
手前に表示されているのがキャラクターです。どことなく BB-8 に似ていますね。
操作は FPS のように操作します。
アクション | 操作 |
---|---|
前進 | W キー |
後退 | S キー |
左へ平行移動 | A キー |
右へ平行移動 | D キー |
視点移動 | マウス移動 |
ゲームモードの終了 | Esc キー |
広大な大地を自由に移動できます。これだけでワクワクしますね!
まとめ
カメラとキャラクターを配置するだけで、ゲームのように遊ぶことができるようになりました。
次回は「Lumberyard オブジェクト」について解説します。