Mackerelの新機能を振り返ってみた~2022年版~

こんにちは、こんばんは、アライアンス統括部のきだぱんです。
今年も残りわずか… 12月に入りました。アドベントカレンダーの季節です！
本記事はMackerel Advent Calendar 2022とアライアンス統括部アドベントカレンダー2022の12/17記事になります！

今回はMackerelに新しく追加された機能を振り返っていきたいと思います。

Mackerelとは

Mackerelとは、クラウド時代に最適な監視モデルと誰でも簡単に使えるUIによって、システムの運用・監視にチームで取り組み文化を育むSaaS型サーバー監視サービスです。
詳しくはMackerel公式サイトをご覧ください。↓

2022年のアップデート

Mackerelは日々、新しい機能やアップデートが追加されています。
全てを振り返るのは難しいですが、いくつか振り返っていきたいと思います。

AWSのタグ設定でロールの割り当てが自動に

2022年2月8日に、リリースAWSのタグに設定された値を使ったロールの割り当て機能です！

以前までは、EC2などのサービス単位で、Mackerelのサービス・ロールをデフォルトで設定することが可能でしたが、AWSのリソースに事前に特定の書式でタグを設定しておけば、ホストが登録された際に自動でサービス・ロールが設定されるようになりました。
手動での設定がいらなくなり、より効率的なサービス・ロール設定が可能です！
下記ブログでも、タグの機能についてより詳しく書かれています。併せてご覧ください。↓↓

Amazon DocumentDBとCodeBuildに対応開始

AWSインテグレーションで2022年4月21日にAmazon DocumentDB、2022年7月21日にAWS CodeBuildが追加されました。

Amazon DocumentDBでは最大53個、CodeBuildでは最大20個のメトリックが取得されます。

Kinesis Data Firehoseのメトリックが追加

2022年6月9日にKinesis Data Firehoseのメトリックが追加されました。

送信先に指定するサービス毎で取得可能なメトリック数は以下になります。

カスタムメトリックの単位が豊富に

2022年7月4日に追加された内容で、カスタムメトリックのグラフ定義で選択できる単位が豊富になりました。

• seconds（秒）
• milliseconds（ミリ秒）
• bits/sec（ビット毎秒）

変更はカスタムメトリック上の歯車アイコンから行います。
単位の部分で[seconds]を選択し更新します。

一括退役が可能に

2022年9月8日に追加された内容で、複数ホストの一括退役が可能になりました。

ホスト一覧の画面から、左側の退役したいホストの左側にチェックを入れ、[ホスト一括操作]の[退役]を選択します。

確認画面が出てくるので、[OK]を押せば退役完了です。

またMackerel API でも一括で退役が可能です。

-- ホストは30個まで指定可能です
{
  "ids": [ <hostId>, <hostId>, … ]
}

-- 成功時↓↓
{
  "success": true
}

-- 失敗時↓↓
404 1つでも<hostId>に対応するホストが見つからないとき
400 JSON のフォーマットが不正であるとき

アラートのメモをAPIから更新可能に

2022年12月9日に追加された内容で、アラートのメモをAPIから更新可能になりました。

コマンドラインやスクリプトなどからAPIを利用して更新出来るようになりました。
※APIキーにRead／Writeの権限を付与してから行ってください。

-- 入力(必須)任意のテキストを記述
{
  "memo": "<text>"
}

-- 成功時_入力した項目が表示されます
 "id": "<alertId>",
  "memo": "<text>"

-- 失敗時
403 APIキーに書き込み権限がない / 許可されたIPアドレス範囲外からのアクセスの場合
404 指定されたIDのアラートがみつからないとき
413 メモが80KBを超過している時

おわりに

今回は、Mackerelに新しく追加された機能について抜粋してブログにしてみました。
他にも2022年にリリースされた内容がありますので、下記のリリース情報も併せてご覧ください。
お知らせ - Mackerel（マカレル）: 新世代のサーバー管理・監視サービス
Mackerelに関するブログも沢山展開されていますので、是非こちらもご覧ください。
Mackerel の記事一覧 | DevelopersIO
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。