メンタルヘルス・マネジメント検定を受けてきた

エンジニアリングマネージャーや VPoE にもオススメなメンタルヘルス・マネジメント検定の紹介
2022.03.28

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メンタルヘルス・マネジメント検定とは?

合格していました。今後は検定で学習したことを仕事に役立てていく予定です。

メンタルヘルス・マネジメント検定は大阪商工会議所が実施している、メンタルヘルスを保つために必要な知識を習得、使いこなせるかを判断する検定です。

年に 2 回、 3 月と 11 月に実施されており、次の種別があります。

  • 経営層 / 人事労務管理者向けの I 種マスターコース
  • ピープルマネージャー向けの II 種ラインケアコース
  • 一般従業員向けの III 種セルフケアコース

11 月はすべてのコースが、 3 月は II 種と III 種のみが実施されているようです。

今回は第 32 回、 2020/03/20 に実施された II 種と III 種を受けてきました。

どう勉強したか?

ひたすら公式テキストを読んでいました。

実務書としても使えるテキストなのですが、試験勉強用に使うには日々時間を取らないと難しい構成の本でした。試験を受けるのが不安だったのですが、試験数日前に次のアプリを知り、これらで記憶の定着をはかることができました。

受けてみてどうだったか ?

AWS Certified に比べると難易度は低めですが、法律や労務についてはまったく勘所のない分野だったので勉強時間は多かったと思います。

ただ、資格勉強を通じてセルフマネジメント方法の学習や、ピープルマネジメントのダウンサイドリスク除去につなげることが可能と感じました。かなり実用的な検定だと思います。

紹介されている基本的な考え方やモデルは非常に有用ですので、興味がある方はまず公式テキストで勉強すると良いでしょう。試験を受ける気がなくとも、実務で使えるものなので買って損はないはずです。

従業員エンゲージメントを向上させるという仕事柄、今回学んだことを活かす機会は多そうです。様々な方と仕事について話す際に気をつけてみたり、組織の仕組みを作ったり改善を実施する際に参考になる知識を習得することができました。

なお、この記事を書いている 3 月末時点ではまだ検定の合否は出ていません。 4/22 から確認可能となっています。インターネットで検索すると有志が出している解答例が手にはいりますので、合否が気になる方は利用してみるのも良いでしょう。

もちろん、エンジニア組織でもピープルマネジメントを職務として持っていらっしゃるエンジニアリングマネージャーや VPoE の方は取得をおすすめします。とても有用です。