Mixpanel→GoogleCloudStorageの連携をやってみた!

Mixpanel→GoogleCloudStorageの連携をやってみた!

Clock Icon2023.03.13

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ミックスパネラーの國崎です。
今回は「MixpanelからGoogle CloudのCloud Storageにイベントデータをエクスポートする」手順を紹介します。

前提条件

今回の作業における前提条件です。

  • Google Cloudのプロジェクトアカウントを持っている
  • Mixpanelですでにイベントデータを取得済み
  • Mixpanelのエンタープライズプランを使っている

Google Cloudの操作手順

Google CloudのCloud Storageの画面を開きバケットを作成します。
gcs-mix01

バケットに任意の名前をつけます。
今回は「mixpanel_kunisaki_20230313」にします。
gcs-mix02

バケットを作成したらアクセス権の付与を行います。
プリンシパルにexport-upload@mixpanel-prod-1.iam.gserviceaccount.comを追加し、ロールにストレージ オブジェクト管理者を追加します。
gcs-mix03

これらの手順が完了したらMixpanelの操作に移行します。

Mixpanelの操作手順

MixpanelのダッシュボードからProject Settingsに遷移します。
mixpanel-bigquery7

Project IDは後ほど使いますので、どこかにコピーするかページのタブをそのまま残しておくようにします。
mixpanel-bigquery8

左メニューのService Accountsから今回の連携で使うサービスアカウントを作成します。
ロールはAdminでOKです。
mixpanel-bigquery9

Mixpanelの以下ページにアクセスし、Google Cloud連携のパイプラインを作成します。

Create Pipeline

パイプライン作成にあたり、RAW GCS PIPELINEを開きます。
gcs-mix04

以下の項目は最低限埋めます。

  • project_id…Mixpanelのダッシュボードでコピーしたやつ
  • trial…trueの場合は試用版が作成
  • data_source…eventsかpeopleか選択
  • from_date…エクスポートの開始日
  • frequency…データの更新頻度
  • gcs_bucket…作成したバケット名
  • gcs_region…リージョン

パイプラインを埋めたら右上のAUTHENTICATIONでMixpanelのダッシュボードで作成したサービスアカウントのアカウント名とパスを入力して、Try It!をクリック。
gcs-mix05

連携が完了したら200が表示されます。
gcs-mix05_2

これで連携が完了したのでGoogle Cloud画面で確認してみます。

Google Cloudの画面で確認

Google CloudのCloud Storageの画面を開くと、バケット内にデータがエクスポートされているのが確認できます。
gcs-mix06

Mixpanelのパイプラインでfrequencyをdailyにしたら1日単位、hourにしたら時間単位で書き出しがされるようになります。
今回の連携を止める場合は以下のPause Pipelineにアクセスして作業します。

Pause Pipeline

作成したパイプラインを削除する場合はDelete Pipelineにアクセスします。

Delete Pipeline

停止や削除にあたってはproject_idとPipeline Nameが必要になります。
Pipeline NameはMixpanelヘッダーメニューのIntegrationsから確認ができます。
gcs-mix07

まとめ

以上、MixpanelからGoogle CloudのCloud Storageにデータをエクスポートする手順の紹介でした。
今回の記事で参考にしたドキュメントも案内しておきますので、詳細気になる方はこちらも併せてご覧ください。

Mixpanelの公式ドキュメント

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