[アップデート] パートナー向けキーノートで新しいコンピテンシープログラムが発表されました #AWSreinvent

[アップデート] パートナー向けキーノートで新しいコンピテンシープログラムが発表されました #AWSreinvent

Clock Icon2023.11.30

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

しばたです。

先ほど行われたパートナー向けキーノートで新しいコンピテンシープログラムが3つ発表されたので簡単に紹介します。

AWS re:Invent 2023 - Partner Keynote with Dr. Ruba Borno

(Youtubeで動画が公開されたので追記しました)

https://www.youtube.com/watch?v=mM2HMK3ufTo

1. AWS Built-in Competency

最初はAWS Built-in Competencyです。

こちらはAWSサービスに統合される(ビルトインされる)パートナー製品やSaaSサービスを対象とする様です。
ざっくり関連ドキュメントを読んだ感じ、具体的な技術スタックというよりはAWS Marketplaceの新しいカテゴリと考えてしまうのが妥当に思えました。

AWS Marketplaceのページはこちらになります。

具体的な製品を見て頂くほうがイメージしやすいかもしれません。

2. AWS Resilience Competency

次はAWS Resilience Competencyです。

こちらはAWSでResilience(回復力)の高い設計やソリューションを提供できるパートナーを認定するためのカテゴリーで

  • Resilience Design
  • Resilience Operations
  • Resilience Recovery

の3つの軸を評価対象とするそうです。
詳細については以下の記事をご覧ください。

3. AWS Cyber Insurance Competency

最後はAWS Cyber Insurance Competencyです。

こちらは所謂「サイバー保険」を提供するパートナーを認定するカテゴリーになります。
AWSのブログを読むと、特に中小企業向けを対象としており、AWS Security HubやAmazon GuardDutyを活用することで手ごろな価格でサービスを提供できるパートナーを認定したい意図があるそうです。

こちらについては実際には6月のre:Inforceで発表されています。[1]

4. 【追記】Advertising and Marketing Technology Competency

12/1に開催されたBlack BeltでAdvertising and Marketing Technology Competencyも紹介されていたのでここに追記します。

このコンピテンシーは広告やマーケティング業界向けのパートナーを認定するものとなりre:Invent 2023の少し前に発表されています。

最後に

簡単ですが以上となります。

パートナーとしては自社の製品やサービスが新しいコンピテンシーの認定を受けることができるか検討すると良いでしょう。
利用者としてはパートナーを選ぶための新しい評価基準としてお使いください。

脚注
  1. 厳密にはre:Invforceでパートナープログラムの発表、re:Inventでコンピテンシー発表の模様 ↩︎

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.