[opswitch v2]リソースの止め忘れチェックの新機能
こんにちは、muroです。先日リリースしたopswitch v2の新機能から、リソースの止め忘れチェックのアップデートをご紹介します。
リソースの止め忘れチェックとは
リソースの止め忘れチェックは、EC2・RDS・Redshift・WorkSpacesを対象に起動中のリソースがないかをチェックするopswitchの一機能です。複数のAWSアカウント・リージョンを対象に一括でチェックすることもできます。EC2インスタンスの停止タスクやDBインスタンス/クラスターの停止タスクと組み合わせて、止め忘れリソースを停止させることもできます。
チェック対象にタグの有無オプションを追加しました
止め忘れをチェックするリソースの条件に、「タグが1つもないリソース」を指定できるようにしました。これは検証等の目的で一時的に起動したものの、停止・削除を忘れていたようなリソースをチェック対象として絞り込むオプションです。さらにEC2インスタンスについては、「NameタグがないEC2インスタンスを含める」を選択することで、NameタグがついていないEC2インスタンスをチェック対象として限定することができます。
このオプションを設定するには「リソースの止め忘れチェック」タスクの作成・編集ページの「チェック条件」をご確認ください。
止め忘れリソースをSlackに通知できるようになりました
止め忘れていたリソースの情報をこれまでの電子メールに加えてSlackにも通知できるようになりました。関係者への周知を簡単に、止め忘れへの対処を迅速に行えるようになります。通知されるメッセージは以下のようなものです。これは電子メールでの通知内容と同様です。
opswitch をご利用のお客様 123456789012のアジアパシフィック (東京)リージョンに起動中のEC2インスタンスが1あります。 ・i-0af01c0123456789a | MyInstance 123456789012のアジアパシフィック (東京)リージョンに起動中のRDSインスタンスが2あります。 ・DBインスタンスID_1 ・DBインスタンスID_2
Slack通知を設定するには「リソースの止め忘れチェック」タスクの作成・編集ページで、「Slack通知先」にWebhook URLを設定します。
Webhook URLの取得方法はこちらのガイドを参考にしてください。
まとめ
opswitch v2でのリソースの止め忘れチェックの新機能をご紹介させていただきました。今後も皆様のAWS運用を楽にできるようアップデートしていきます。どうぞよろしくお願いします。
以下はopswitchの機能紹介の動画になります。
※音声が出ます。