【新機能】AWSで中国2つめのリージョン「Ningxia」(寧夏)が提供開始されました

はじめに

AWSにまた新たなリージョンが追加されました!

中国の2つめのリージョンとして、Ningxiaが追加されました。

Ningxiaって?

日本では寧夏(ねいか)回族自治区と呼ばれています。場所はここ。

こうやって見ると中国の1つめのリージョンである北京と近いように見えますが、北京から寧夏回族自治区まではざっくり1,200kmあります。遠い。

過去の記事を検索すると、2013年に以下の発表がありました。

この発表では「北京政府および寧夏政府とクラウドコンピューティングサービス構築に関する覚書を締結した」とあり、寧夏回族自治区でのリージョン提供は既に4年前から計画されていたもののようです。

提供方法

先日IT系ニュースサイトでも話題になりましたが、中国の法規において「非中国企業がクラウドサービスを提供する上での所有や運用の制限」があるため、AWSは北京リージョンの一部インフラ資産を、中国のおけるAWSのパートナー企業である北京光環新網科技(Beijing Sinnet)に売却しました。サービスの提供者はAWSであることに変わりはありませんが、契約はSinnetと締結することになります。

Ningxia Regionにおいても同様であり、AWSはNWCD(Ningxia Western Cloud Data Technology)とパートナーシップを結びました。Ningxia RegionはNWCDによって提供がされます。北京同様、サービスの提供者がAWSであることに代わりはありませんが、実際に契約をする場合には、AWSではなくNWCDと契約を締結することになります。

Ningxia RegionはAZが2つ提供されるため、可用性の高いシステムを最初から構成することが出来ます。

なお、既に提供開始されており、中国の企業であればすぐに使用できるとのこと。北京リージョン利用者はそのままAWS管理コンソールでNingxia Regionが選択できるようです。

NWCD(Ningxia Western Cloud Data Technology)とは

2015年に設立された会社で、寧夏回族自治区に本社及びデータセンターを置く企業です。IDCサービスの他にISPサービスを提供しているようです。

さいごに

これで中国内だけでディザスターリカバリー対策を考慮した構成が打てるようになりますね。