New Relic基礎認定プログラムを受けてみた

New Relicを使ってアプリケーションとサービスを管理している人、これからNew Relicを学びたい人向け
2020.05.14

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

無料で受験できるNew Relicの認定資格のご紹介になります。

New Relicは可観測プラットフォームのSaaSで、アプリ、ブラウザ、モバイル、インフラ、全てのパフォーマンスを収集・判定・通知・分析ができるといった特徴を持っているサービスです。 APM、INFRASTRUCTURE、BROWSER、MOBILE、LOGS、SYNTHETICS、INSIGHTSなどの様々な製品があり学習コストもそれなりにかかりますが、 無料で学べるラーニングポータルサイトが用意されているので、提供されているコースで学ぶことが可能となっています。

このラーニングポータルの中に認定資格を得ることができるプログラムがあります。

Get Certified in New Relic Fundamentals

The New Relic Fundamentals Certification program will help you build the foundation you need to become an expert on the New Relic Observability Platform. Get the skills and knowledge you need to use New Relic to see what's happening in your application, understand where the problems are, discover opportunities for optimizing your entire application ecosystem, and make sure you never miss an issue that needs attention.

認定プログラムの概要

3つのステップで構成されていて、アプリケーションとサービスを管理するために知っておく必要がある基本事項を説明するように設計されている と説明されています。

  1. Performance Monitoring with New Relic
    • New Relic Platformの概要とその仕組みを学ぶ
  2. Select a New Relic Product Course
    • New Relicで提供されている各製品について詳しく学ぶ
    • 現時点(2020/05)ではAPMの認定が受けれる
  3. New Relic Alerting
    • アラートポリシーを作成する方法と、適切な担当者が問題にすぐに対処できるように通知チャネルを設定する方法を学ぶ

認定を得るには、1から順番に進んでいく必要があります。

認定プログラムを開始するには

ラーニングポータルにサインアップします。

サインアップ後、認定プログラムのページでコースを選択していくことになります。

認定プログラムコースの流れ

基本的な流れは、

  • コースの内容に伴った動画を視聴する
  • 模擬テストを行う

を繰り返し、最後に認定試験を受けることになります。

私が取得してみた ステップ1の Performance Monitoring Fundamentals のコースを例に挙げると、

パフォーマンスモニタリングの基礎

  • New Relicによるパフォーマンスモニタリングの概要

New Relic製品

  • APMの概要
  • インフラストラクチャの概要
  • Browserの概要
  • Syntheticsの概要
  • Mobileの概要
  • Insightsの概要

システム監視

  • Alertsの概要
  • Apdexの概要

アーキテクチャの理解

  • Service Mapsの概要
  • Health Mapsの概要

New Relicを使ってテクノロジースタックを可視化し顧客のデジタルエクスペリエンスを向上させる方法、システムの状態を監視する方法を学ぶコースで、 ボリュームは結構あります(全21レッスン)。

認定試験

コース終了後に認定試験を受けます。

こんな感じで表示されます。

試験の時間は30分で、80%以上の正解で合格になり、次のステップに進むことになります。 問題の形式は選択式ですが、全て英語なので私は苦労しました。。。

試験にパスすると次のステップの試験までの期限が伸びる(3ヶ月)ようになっています。

ちなみに無料だからといっても、試験に3回失敗すると90日間試験を受けれなくなりますっっ

まとめ

ステップ1のPerformance Monitoring with New Relicの認定を受けてみましたが、New Relicの基礎から学べるコースとなっていたため非常によかったです。 コースを進めていくだけでなく、ラーニングポータルにあるウェブキャスト、公式ドキュメントなども参考にして学習を進めていくとより理解が深まるかと思います。 New Relicをこれから学びたい、すでに使っているがより詳しく学びたいといった人には最適な学習プログラムになっているのでぜひチャレンジしてみてください。

次のAPMの試験の期限を忘れないようにしないとな。。。