[速報]大量のグラフデータを分析して傾向を見つけるAmazon Neptune Analyticsが一般提供(GA)になりました #AWSreInvent
データアナリティクス事業本部 インテグレーション部 機械学習チームの貞松です。
現在開催中のAWS re:Invent 2023のDr Swami Sivasubramanian Keynoteにて、新サービスAmazon Neptune Analyticsの一般提供(GA)が発表されました。
Amazon Neptune Analyticsの概要
「ベクトル探索とグラフ分析による強力な洞察を生み出すことができる」という導入からAmazon Neptune Analyticsが発表されました。
Amazon Neptune Analyticsは以下のような特徴があります。
- Amazon S3上のデータレイクからデータセットを素早くロードし、80倍高速に洞察を得られます
- 15のビルトインアルゴリズムにより、数百億単位の接続を数秒で分析します
- ポピュラーなグラフクエリ言語の一つであるopenCypherを使用してグラフ アプリケーションの作成を容易にします
Amazon Neptune Analyticsに関するAWS公式ブログは以下です。
Amazon Neptune Analyticsを使用するには
利用可能なリージョン
Neptune Analyticsが利用可能なリージョンは以下の7つです。東京リージョン(ap-northeast-1)が対象になってるのは嬉しいですね。
- US East (N.Virginia) us-east-1
- US East (Ohio) us-east-2
- US West (Oregon) use-west-2
- Asia Pasific (Singapore) ap-northeast-2
- Asia Pasific (Tokyo) ap-northeast-1
- Europe (Ireland) eu-west-1
- Europe (Frankfurt) eu-central-1
マネジメントコンソール上での表示
前述のリージョンでNeptuneの画面を開くと、左のサイドバーに「Analytics」のメニューが表示されているので、ここから各種操作に進みます。 具体的な操作については、前述のAWS公式ブログをご参照ください。
料金
料金については、Amazon Neptuneの料金ページにあるAmazon Neptune Analyticsセクションをご参照ください。
最後に
グラフデータベースサービスであるAmazon Neptuneに強力な分析機能が搭載されました。
経路探索やクラスタリング等、現実の課題解決に役立つ一般的なアルゴリズムをそのまま扱えるのは大きな強みになりそうです。