NocoBaseのCSVインポートはどんなときに使うの?

2024.05.08

こんにちは、事業部情シスのはらしまです!
今回はNocoBaseの検証のお手伝いをしていきます。

なにするの?

NocoBaseで作られたアカウント台帳の試作品に、CSVインポート機能を使ってデータを登録してみます。また、インポート機能がどんな場面で使えるか、現場で利用する立場から考えてみたいと思います。

実際にCSVで一括登録してみる

ここからは、アカウント台帳の試作品の中にある従業員マスタに従業員情報をCSVインポート機能を利用して登録してみましょう!(データ構造や仕組みなどは省略します)

まずはインポートするためのデータを用意していきます。
インポート用のテンプレートが提供されているので、アカウント台帳の試作品用のテンプレートをダウンロードしてサンプルデータをポチポチ。IDは自動生成してくれるようなので空欄にします。

アカウント台帳の試作品に戻ってアップロードするファイルを選択。

『Start import』をドォォォォン!!!

はい、これで登録完了★ 簡単ですね!
ちなみに登録失敗すると、『total failure have xx』という表示が出て、失敗したものを一覧にしたファイルのダウンロードもできます。

使いどころは?

アカウント台帳として利用する場合に限りますが、CSVで一括登録する場面の例を挙げてみましょう。

  • 新規導入時に、各マスタにデータを一括で登録する
  • 入社時の新入社員の情報を従業員マスタに一括で登録する
  • 新入社員に割り当てられたライセンス一覧に一括で登録する
  • 組織改編時に部署マスタに部署名を一括で登録 etc...

実際に各マスタにCSVインポートを試してみたところ、当然ながら1件1件手入力するより早くて正確です。
親子関係を持たせて登録するマスタ(今回だと部署マスタの部・課・担当)だと、親をインポート→子をインポート→孫をインポート…という形で、段階的に登録しなければならないという手間はありました。ですが、いずれにしても項目が多ければCSVインポートの方が早いですし、各項目を都度コピペするよりも正確性は増しますね。

複数の情報を登録する必要がある場合は、CSVインポート機能の利用をおすすめします!

おわりに

これまで投稿されているNocoBaseの記事とは少し毛色の違った記事となりましたがいかがでしたでしょうか?今回はCSVインポート機能を使った一括登録の方法と機能を利用する場面をご紹介しましたが、ほかにもできることがあると思っていますので、引き続き検証のお手伝いをしていきたいと思います。
「機能がある。実装もできる。でもどこに実装したらいいかわからん。」「この箇所に実装されてるけど、どのタイミングで使ったらいいかわからん。」「使い方もわからん。」とお思いの方は、ぜひ参考にしてみてください (^^)