VMware Cloud on AWSのサービスステータスを通知する
大家好,AWS事業本部の西野です。
いつものようにVMCコンソールにアクセスしたところSDDCの様子を確認できない状態でした。後述するVMware Cloud Services Status ページを確認したところ障害が発生していたようなので、これにいち早く気づくための設定をしてみました。
VMware Cloud Services Status ページ
VMware が提供する各種クラウドサービスのステータスをチェックするためには VMware Cloud Services Status にアクセスします。
VMware Cloud on AWSを含めた多くのサービスがサポートされています。
VMware Cloud Service Status ページからステータスを確認できるサービスの一覧(2023年11月時点)
VMware Cloud Services Platform VMware Cloud on AWS VMware Cloud on AWS Outposts VMware Cloud on AWS SDDC VMware Cloud on Dell VMware Cloud on Dell SDDC VMware App Launchpad Accelerator Portal VMware Aria Automation for Secure Clouds VMware Aria Automation VMware Aria Hub Subscription VMware Aria Operations VMware Aria Operations for Applications VMware Aria Operations for Logs VMware Aria Operations for Networks VMware Cloud Director service VMware Cloud Partner Navigator VMware Cloud Provider Commerce Portal VMware vCloud Usage Insight VMware Compatibility Guide Service VMware Developer Portal VMware HCX+ VMware HCX VMware Integration Validation Service VMware Marketplace VMware Lab Platform VMware NSX Advanced Load Balancer Pivotal Tracker Solution Builder VMware vSphere+ VMware Skyline VMware Tanzu CloudHealth VMware Tanzu Application Catalog VMware Tanzu Guardrails VMware Tanzu Hub VMware Tanzu Insight VMware Tanzu Mission Control VMware Tanzu Network VMware Tanzu Service Mesh VMware Tanzu Transformers VMware Technology Partner Hub
ページの下部に進むとScheduled Maintenance(スケジュールされたメンテナンス)やPast Incidents(過去のインシデント)も確認できます。
ステータス変更の通知
ページ上部の Subscribe To Updates
をクリックすると通知の設定ができます。
本ページはAtlassian社のStatuspageという製品で作成されているようで、執筆時点では以下の手段で通知を送信できます。
- SMS
- Slack
- Webhook
- RSS / Atom Feed
Email通知を試してみた
チームメンバーと情報を共有したいため、Slackチャンネルに設定したメールアドレスを利用します。
※ 先述のとおりSlackへの直接の通知もサポートしておりますが、筆者の環境の都合によりEmail通知を選択しています。
Slackチャンネル用メールアドレスの作成
以下のページを参考にSlackチャンネルにメールアドレスを設定します。
ついでに、通知が見やすくなるよう表示をカスタマイズしてみました。
通知の設定
VMware Cloud Services Status ページのサブスクライブ画面からEmailのアイコンをクリックし、メールアドレスを入力した後、Subscribe via Email
をクリックします。
対象のSlackチャンネルにサブスクリプションの確認をうながすメールが送信されるので、Confirm subscription
をクリックします。通知の設定自体はここまでで完了です。
通知対象サービスのカスタマイズ
ここまでの設定で通知は設定できているものの、このままだとVMware Cloud Services Statusページがサポートしているすべての製品に関する通知が飛んできます。通知の対象を関心のあるサービスのみに限定するために追加の設定をします。
通知設定時に飛んできているメールを少し下にスクロールするとManage your subscription
のリンクがあるのでここをクリックします。
リンク先のページのComponents欄にて必要なサービスを選択できます。通知が必要なサービスにチェックを入れましょう。
チェックが済んだらページの最下部まで進み、Save
をクリックします。これにて設定完了です。
終わりに
このブログがほんの少しでも世界を良くできれば嬉しいです。 AWS事業本部の西野 (@xiyegen) がお送りしました。