Notion関数を活用したプログレスバーの実現方法に関するまとめ #notion

2022.08.15

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データアナリティクス事業本部 サービスソリューション部 サービス開発チームの しんやです。

下記エントリで「"Notion上でのプログレスバー"をNotion純正の機能で実現出来るようになった」という内容を紹介しましたが、この機能が出来るまではNotionユーザーによって「Notion関数を使う・組み合わせる形で実現」していました。

そのバリエーションを色々調べてみると、実に多彩な表現方法がNotionユーザーによって編み出されています(その裏にあるユーザーの涙ぐましい努力もあったんだろうなぁと推測)。

そこで当エントリでは、過去これまでに編み出されてきた「Notion関数を使った形で実現するプログレスバー」に関する記事や情報の中で「これは有用そうだ」と思ったものを幾つか紹介したいと思います。

Notion関数でプログレスバーが実現出来る仕組みについて

基本的には関数部分の列を選択して得られるコードをコピー、または別途展開されているテキストコードをコピーして、自分が使いたいデータベースのプロパティ列に関数コードとして貼るだけです。

EXCELのセル内に任意の関数を組み合わせる形とイメージは同じです。「この数字だったら」「こういう内容だったら」という部分を関数に置き換え、表現するようにNotionの関数で同じことをやるイメージです。

Notion上で関数を使ったプログレスバーを実現する方法まとめ

#1.

「そもそも関数を使って皆どういうふうに作っているのか」の「関数」部分の解説をしているサイト。以降紹介するサイトではこの辺の関数をバリバリ駆使しています。

#2.

代表的なものに絞る形で「有用なカスタムプログレスバー」の表示例とコードをNotion上で公開されています。

#3.

より細かく、様々な用途で使える「カスタムプログレスバー」について紹介している内容。上記同様Notionで公開されています。数値項目だけで無く、チェックボックスや日付の項目に対しても関数を駆使して対応しているところが狂ってますね素晴らしいですね。

#4.

「17 PROGRESS BAR DESIGNS FOR YOUR NOTION DATABASE」(Notionデータベースのプログレスバーデザイン17選)と称したこちらのブログエントリ、シンプルに「こう書くとこう表現出来るよ」という形で17個のプログレスバー表示のための関数を紹介しています。

#5.

ここまでは英語記事・英語情報を挙げてきましたが日本語でもこの「プログレスバー」に関して紹介している記事は存在します。下記動画は日本語で分かりやすく説明がされているなと思いピックアップしてみました。

#6.

こちらも動画。配信者の名前を見る限りだと「#4」で紹介したブログの著者によるものでしょうか。こちらも分かりやすく解説がされています(英語)。

#7.

最後に紹介するのはこちら。「棒グラフ」と「スライダー」に限定する形となりますが、所定の文字や設定値を入れることで「Notion関数コードを自動生成してくれるサービス」です。『細かいことは良いから、サクッと使える「表示させたい内容をカスタムで作れるプログレスバー」が欲しい』という場合はこれでバッチリかも知れません。

まとめ

という訳で、「Notion関数を使った、カスタマイズ可能なプログレスバーの実現方法」に関する有用記事の紹介でした。

先日リリースされた純正のプログレスバー機能については、「表現方法」という点で見ると正直まだ「んー、ちょっと物足りないかなぁ」という思いがありました。機能自体については今後さらなるバージョンアップを期待したいと思いますが、ユーザーのイメージ通りの表現方法を実現したい!という場合はまだまだ「Notion関数を使ったカスタムプログレスバー」の需要はあるのではと考えます。そんな時は過去の先人が遺してくれたノウハウを是非活用してみてください。