よみかたをNotionQAで突き止める #Notion
NotionQAで色々試すアドベントカレンダー20日目です。
Notion上のページに独自用語がありつつ読み方がわからない場合、漢字であれば一文字一文字を変換して書いていくことでしょう。問題は読み上げる機会が出てきたときです。
Notionはテキストにルビをふることができません。NotionQAを使ってよみがなを突き止められるか試してみました。
QAしてみる
過去の原稿に含まれている語句についてQAした場合。
引用元として該当の原稿を持ってきたことがわかります。
ついで、ワークスペース上には記載のない語句についてQAした場合。
これはNotionAIの辞書に含まれているのでしょう。引用元の番号がありません。この辞書については公開されていないため、目安をつけることもできません。
なお、英単語の日本語読みは辞書に無いらしく、汎用単語も解なしになります。
よみがな用辞書を作る
単語とよみがなを対にしたテーブル、あるいはデータベースを用意して、そこから独自用語のよみかたを充てる手もあります。引用できるページの上限が10であることを考えるとテーブルがよさそうです。
入力しておく単語は必要なものに留めておきましょう。そうそうありませんが、多量の行を抱えるテーブル、特に1000行を超えるようなテーブルは目に見えてレンダリング負荷が上がり、更新どころか観覧も困難です。
また、見ることは稀でしょうが、Spreadsheetからの貼付けで一定行を超過すると下図のようなプログレスバーが表示され、更に時間が掛かる場合はインポートを使うようにアラートが表示されます。
再度QAする
英単語の読み方について、「Notion」を質問してみました。
Notionの読み方について問い合わせると、基本はNotionそのものについて検索するのか解にたどり着きません。そして、ポイントは即ヘルプセンターの青いリンク枠が出てくるところです。
読み方を解として出すために、言い回しについて様々な変化をいれてみたところ、以下の質問で読み方の解が出せました。
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あとがき
NotionQAの目的は、常に質問対象フレーズの詳細についてアウトプットすることが目的と考えると、「サービスとしての」、「単語としての」等の前置きをすることで答えの絞り込みができそうです。あやふやな質問では答えを出力する前にAI処理のタイムアウトに至るとも言えます。
NotionQAへの質問は質問そのものの練習になるかもしれません。