Amazon Location ServiceでOpen Data Mapsがプレビューとなりました
こんにちは、CX事業本部 IoT事業部の若槻です。
先日(12/15)のアップデートで、Amazon Location ServiceでOpen Data Mapsがプレビューとなっていました。
Amazon Location ServiceのMapsに追加された「Open Data」は、OpenStreetMap(OSM)やNatural Earthなどのいくつかのオープンソースの地理空間データに基づき構築されたグローバルベースのマップです。
今までMapsで利用できたのはEsriおよびHEREの商用のデータプロバイダー2社が提供するもののみでしたが、それに加えて今後はオープンソースベースのOpen Dataが使えるようになった形です。
オープンソースベースであるため、既存の2社よりも安価での提供となっているようです。(プレビュー段階での価格)
もちろん、OSMコミュニティによる地理空間データの更新は、Open Dataに定期的に取り込まれるとのことです。
使ってみる
Amazon Location Service Mapsコンソールにアクセスし、[Create map]をクリック。
Map一覧の最下にOpen Data Standard Light (Preview)
がありました。選択して[Create map]をクリック。
作成できました。
作成したMapをWebアプリに埋め込んでみた様子です。
日本。
東京都市部。
今のところはフォントの日本語化は開発者側で行う必要があるようですね。
おわりに
Amazon Location ServiceでOpen Data Mapsがプレビューとなった件についてでした。
GAとなるのは来年中でしょうか。心待ちにしておきましょう。
参考
以上