5日間でAWS Certified Machine Learning – Specialtyに受かった話
皆さん、こんにちは。hotoke_nekoです。 先日、データアナリティクス事業本部へ配属となりましたので、AWS Certified Machine Learning – Specialty(以下、MLS)を受験してきました。
本日は、昨日受験して合格したAWS認定資格、MLSについてどのような対策をしてきたのかを書いていきます。
AWS認定資格について
AWS認定資格とは、AWSのサービスに関する知識や構成方法などのスキルがチェックされるものです。さまざまな資格があり、2022/07/07現在は12種類の資格があります。
自分が受けたのは画像の右下、Specialtyのものです。 AWS Certified Machine Learning - Specialty機械学習に関する資格で、試験時間は180分です。
自分のレベル感
今年度新卒入社してからAWSについて本格的に勉強を始め、AWS Certified Cloud Practitioner(通称CLF)について取得済みです。
機械学習に関しては、大学の研究で分析をするために使用した経験があります。Pytorchを使って、LightGBMや深層学習の構築をしました。ただし、機械学習を専門的に深く学んだわけでは無いので、モデル構築やその周辺で必要な知識は当時は基本的に独学でやっていました。
AWSで機械学習を行う上で必要となる考え方やサービスについての知識はまっさらな状態で、機械学習の知識が偏っている、というのが受験前の状態です。
使った教材
主に使ったものは3つです。
- Exam Readiness: AWS Certified Machine Learning - Specialty (Japanese) 日本語実写版
- 試験傾向の把握
- 模擬テスト付き
- UdemyのMLS対策講座
- 主に模擬テストを使って勉強
- 公式の模擬試験
模擬試験の受け方が分からない方はこちらの記事をご参照ください。
次に説明する勉強のやり方で、これら3つの教材を学習していきました。
勉強方法
やっている内容はとてもシンプルで「分からない」を徹底的になくしていきました。
1日目
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- 内容把握:問題と回答を確認して考え方をみる
- 自作単語帳準備:問題や解説で少しでも分からない単語があれば全てメモする
2日目
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- 自作単語帳制作:メモした単語を調べる。調べた先で分からない単語があれば調べる
3~5日目
- 記憶定着フェーズ:繰り返し模擬試験を解く。自作単語帳の復習をする
心掛けていたこと
単語の調査段階では、機械学習のものであれば自分にとって分かりやすいサイトを見つけてメモをし、AWSのサービスであればBlackBeltを確認して重要だと思った箇所はメモしていきました。
その後、自作単語帳を復習した時に追加で分かった事があれば記述し、さらに復習を行います。 模擬試験については90%以上が安定して取れるようになるまで繰り返しました。
勉強してよかった事と今後
AWSの知識が増えた事はもちろんなのですが、機械学習についても知識が深まったので良かったです。 研究でt-SNEを使っていたのですが、主成分分析と同じように特徴量を圧縮するために使用する事がある、などという、今まで使っていた技術についても学習できました。
また、資格という形で勉強をしていた事である程度のまとまりを持って理解できたので、これから先学習していくための土台作りが出来たように思います。
これから先はSageMakerなどを始めとして、学んだ事をより深く理解するために色々なAWSサービスを触っていこうかと考えています。
本日はここまで、それではまた!