Play framework 2.0 betaが出たようです1 – インストール
Play framework 2.0 betaリリース
先日Play 2.0のGithubをみると、大幅な更新がありました。 Wikiやドキュメントも大きく更新されており、来年のリリースへむけて大きく進んだことがわかります。 今回はGithubからのダウンロードからサンプルを動かすところまでやってみましょう。 なお、使用した動作環境は以下のとおりです。
- OS : MacOS X 10.7.2
ダウンロードとインストール
では、Githubから最新のソースをダウンロードしましょう。 GithubではPlay 2.0 betaのバイナリへのリンクもあるのですが、現時点では404エラーがでてダウンロードできません。 ここからダウンロードできるならそれを使用してもかまいません。 ではGithubからPlay 2.0のソースをcloneし、ビルドします。
% git clone git://github.com/playframework/Play20.git % cd Play20/framework % ./build ・・・ > build-repository
frameworkディレクトリに移動し、buildを実行します。その後build-repositoryコマンドを実行して準備完了です。
初回はjarのダウンロードなどで少々時間がかかります。ビルドができたら早速プロジェクトを作成してみましょう。 今回のサンプルコードではplayコマンドシェルへの相対パスで指定していますが、PATH環境変数を設定していれば相対パスの必要はありません。
%../play new firstSample Picked up _JAVA_OPTIONS: -Dfile.encoding=UTF-8 _ _ _ __ | | __ _ _ _| | | '_ \| |/ _' | || |_| | __/|_|\____|\__ (_) |_| |__/ play! 2.0-beta, http://www.playframework.org The new application will be created in /Users/path/Play20/samples/firstSample What is the application name? > firstSample Which template do you want to use for this new application? 1 - Create a simple Scala application 2 - Create a simple Java application 3 - Create an empty project > 1 OK, application firstSample is created. Type `play` to enter the development console. Have fun!
いままでと違い、play newコマンドを実行すると、プロジェクトの雛形をScalaベース/Javaベース/空プロジェクトから選択できます。 今回はプロジェクト名をfirstSampleとし、1を入力してScalaベースにしました。
%cd firstSample/ %../../play Picked up _JAVA_OPTIONS: -Dfile.encoding=UTF-8 [info] Loading project definition from /Users/Play20/samples/firstSample/project [info] Updating {file:/Users/Play20/samples/firstSample/project/}default-921df2... [info] Done updating. [info] Compiling 1 Scala source to /Users/Play20/samples/firstSample/project/target/scala-2.9.1/sbt-0.11.0/classes... [info] Set current project to firstSample (in build file:/Users/Play20/samples/firstSample/) _ _ _ __ | | __ _ _ _| | | '_ \| |/ _' | || |_| | __/|_|\____|\__ (_) |_| |__/ play! 2.0-beta, http://www.playframework.org > Type "help" or "license" for more information. > Type "exit" or use Ctrl+D to leave this console. [firstSample] $
firstSampleディレクトリに移動して、playコマンドを実行してsbtを起動します。 sbt上でrunと入力すると、firstSampleプロジェクトが起動します。localhost:9000にアクセスしてみてください。
[firstSample] $ run
なお、sbtコンソール上でconsoleと入力すると、ScalaのREPLが起動し、直接Scalaコードを対話的に実行することができます。
まとめ
今回は駆け足でインストールからサンプル起動までやってみました。 次回もPlay 2.0betaについていろいろと動かしてみます。