クラスメソッドにおけるPMMとは?

クラスメソッドにおけるPMMとは?

2025.09.26

こんにちは、クラスメソッドのたてやんです。
突然ですが、皆さんの周りに「PdM(プロダクトマネージャー)」はいますか?
「何を作るか(What)」を定義し、開発チームと共にプロダクトを形にする、頼れる存在ですよね。

では、**「PMM(プロダクトマーケティングマネージャー)」**という職種はご存知でしょうか?

「マーケティングって、あの広告とかをやる人?」
「エンジニアとはあまり関係ないかも…」

そう思われた方もいるかもしれません。何を隠そう、私自身もクラスメソッドに入社してから「PMM」と呼ばれるようになった、いわば**「たたき上げの新規事業屋」**です。

今日は、そんな私自身の経験も踏まえ、「PMMとは何者か?」そして「エンジニアにとって、PMMはどんな価値を提供できるのか?」という話を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思います。

PMMってなに?とか、クラメソでのPMMって何やってるの?などの参考になれば幸いです。

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PMMとは?:「創る人」と「売る人」を繋ぐ、戦略的翻訳家
教科書的に言うと、PMMは**「プロダクトを“どう売るか”のすべてを設計する人」**です。

多くの組織では、「創る人(開発チーム)」と「売る人(営業・マーケチーム)」の間には、言葉や文化の壁が存在します。

開発チーム: 「こんなにすごい技術を使ったのに、なぜ価値が伝わらないんだ…」
営業チーム: 「顧客はそんな機能より、価格と使いやすさを求めているのに…」
PMMは、この両者の間に立ち、プロダクトの技術的な価値を、顧客がワクワクする「物語」に翻訳し、
顧客のリアルな声を、開発チームが理解できる「次の機能要件」に翻訳する、いわば戦略的な翻訳家です。

具体的には、

市場調査: どんな顧客が、どんな課題を持っているのか?
ターゲティング: 我々のプロダクトは、その中の「誰」を幸せにできるのか?
メッセージング: その「誰」に、どんな言葉で語りかければ、価値が伝わるのか?
GTM戦略: どういう経路で、どういう価格で、プロダクトを市場に届けるのか?
といった、プロダクトが顧客の手に渡り、愛されるまでの一連の戦略を設計します。

・・・なんか小難しいな←
__要は売れる環境、売りやすい環境を作る人、__でしょうか。
歴史的に言えば、PdMからビジネスサイド、セールスサイドの役割を切り離した役職がPMMという事らしいです。

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クラスメソッドにおけるPMMとは?

で、クラメソにおけるPMMってなんぞ?という話なんですが、これが結構特殊です。

そもそも「PMM」で入社したのは私が初例らしく、前例もなければ、ルールもない状態。
入社後の評価指標も自分で作る、というなかなか面白い状況でしたw
前例がないという事は指針がないという事ね!?という非常にポジティブな解釈の元、
かなり自由に動かせてもらっています。

前提として、そもそもクラスメソッドは一般的な事業会社やSIerと異なり、お客様の認知度も高く、
技術力でもご評価いただけている環境です。引き合いを頂く事も多く、入社後はその量にびっくりしました。

ただし、自社でサービスを作って積極的に販売をしていく!という文化はまだなくて。
なので、各部署の現状と今後の計画を踏まえた上で、開発と営業の目線合せから今後の共有まで足並みそろえて設計中、というのが今の段階です。

市場選定や競合対策、価格戦略やアライアンス戦略。
の前に、そもそもサービス作ってリリースしていく基盤やフレーム、前提を整備している状況です。
ただ、個人的には開発力もすごいし、営業もしっかりしているし、土台とルールがきっちり出来たら…とニヤニヤしていますw

なにをやるにしても土台と周囲の協力&理解なしには物事は進展しないし、遠くへも飛べないと思っているので、
絶賛仕込みの段階なう、という状況でしょうか。

本職で言えば、
0→1フェーズではこんな動きが!とか
1→10フェーズで大事なのはこんなところが!
と見栄えのいい事色々言えるんですが、おそらくAIに聞いたりググればそれなりの回答が返ってくるので
あえてリアルな所をお伝えしてみました。

次回では、「たてやん式PMM」の特徴などをお話できればと思います。

ちなみに日本にもPMMのコミュニティがあったので参考がてらご紹介
↓↓↓
PMM Community japan➡https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000071958.html

それではまた次号。お楽しみに☺

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