【新サービス】オンプレミスのカメラでコンピュータビジョンを!AWS Panoramaがプレビューリリースされました #reinvent

2020.12.04

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AWS re:Invent 2020 絶賛参加中のオンジーです!

オンプレミスのカメラをコンピュータビジョン(CV)対応の強力なエッジデバイスにグレードアップできるシステム AWS Panorama Appliance & SDK がプレビューリリースされました!

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コンピュータビジョンって何?

コンピュータビジョンとは、人間のように画像や映像を処理するAIや機械学習のことです。

例えば、車やトラックが存在するかどうかを判断したり、尻尾の特徴に基づいてクジラを認識したりするように、画像の中の物体を検出したり分類したりするためにコンピュータビジョンを使用します。

製造業では製品の品質検査を自動化したり、工場内の商品や在庫の動きを追跡したりすることで、産業プロセスを改善するためにコンピュータビジョンが活用されています。

エッジロケーションでコンピュータビジョンできるとなんで嬉しい?

次のようなケースで使えそうです。

スループットを維持したい、十分な帯域幅を持っていないなどの理由でエッジでそのビデオデータのすべてを処理し、その後、オプションでのみ、選択したデータをクラウドに戻って送信を選択したいケース。

規制によってエッジで処理する必要があるケース。

AWS Panorama の各コンポーネント

AWS panoramaは新しい機械学習アプライアンスとSDKです。

オンプレミスのカメラにコンピュータビジョンを導入し、高精度かつ低レイテンシで自動予測を行うことができるようです。

(左)AWS Panorama Appliance を導入したオンプレミスのカメラでキャプチャしたビデオ上で機械学習アプリケーションを直接実行

(中)AWSのコンソールを使用してエッジデバイス上のパネルを登録して管理し、Amazon Sage makerやAWS lambdaなどの使い慣れたAWSツールを使用して必要なコンピュータビジョンアプリケーションを開発し、これらのアプリケーションをエッジデバイスにデプロイ

(右)アプリケーションの結果とアラートは、オンプレミスのラインオブビジネスシステムやAmazon S3, KinesisのビデオストリームのようなAWSサービス、または追加のアクションと分析のためのCloudWatchに送信

ユースケース

  • ギターのパーツがあり分析によってシリアルナンバーなどのユニークな識別子を抽出し、それらの識別子を使用して材料の使用状況を追跡する。様々な組立工程にかかる時間を計算し、リアルタイムでボトルネックを特定する。
  • 食品、農業金融、工業製品を世界中の必要とする人々にお届けする会社で、ヤードに入ってくるトラックのサイズを評価し、各トラックに最適な積み込みドックを決定することで、ヤード管理管理を最適化する。

AWS Panorama Appliance SDK

サードパーティデバイス製造元が Panorama 対応デバイスを構築するために使用できるソフトウェア開発キット (SDK) です。

コンピュータビジョン用のデバイスソフトウェアスタック、サンプルコード、API、ツールを提供します。

近日公開予定だそうです!

AWS re:Invent 2020 Virtualは 〜12/19までと1/12 - 1/14(JST)で開催中です!

参加がまだの方は、この機会にぜひこちらのリンクからレジストレーションして豊富なコンテンツを楽しみましょう!

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