Amazon QuickSight アカウントを終了した時に購入しているリーダーセッションキャパシティの月間料金がどうなるのかを確認してみた
いわさです。
ちょっと前に調べたのですが、Amazon QuickSight はユーザーなど月額料金の表記が多いのですが、QuickSight アカウントを終了(サブスクリプションの解除)をすることで月末までの以降の料金を発生せずに終了させることが出来ます。
私のように検証用途で利用したい時、この仕様は非常に助かります。
リーダーセッションキャパシティでも使えるのか?
稀にですが、リーダーセッションキャパシティを評価したい時があります。
リーダーセッションキャパシティはリーダーセッションを一括購入するオプションで、通常のリーダーセッションとしての活用に加えて、匿名アクセス可能なパブリックダッシュボードや、Web ページへの埋め込みあるいはサイネージなどへダッシュボードセッションを供給し続ける必要がある場合などにも導入することが出来ます。
本日はリーダーセッションキャパシティを購入後すぐにサブスクリプションを削除し、料金の発生がどうなるのかを実験しました。
250 USD の請求が発生する可能性もちょっとありましたが、結果としては削除したタイミング以降の料金は発生しないことがわかりました。
やってみた
結果を先にお伝えしましたので以降は特に新しい情報はないのですが、実際に検証した様子も紹介します。
価格管理メニューからプランを切り替えます。
月間プランにサブスクライブしました。
年間プランも試したいところですが、20,000 USD は取り返しがつかないのでなかなか試せないですね。前払いという情報がないので解除可能になるのが 1 年後とかなのでしょうか。あるいは年間プランでも実は削除すれば料金が発生しなくなるという可能性もあります。
月間プランサブスクライブ後の料金
月間プランにサブスクライブした後は、QS-Reader-Capacity-500-Pack が発生し続けていますね。
今回であれば 500 セッション 250 USD なので、開始日に基づいて按分されての支払いとなります。5 月 10 日から有効化しましたが 1 日あたり 8.06 USD 程度発生してますね。
31 日 × 8.06 USD = 249.86 なので、月初でも月中でも 1 日あたりの請求料金は変わらないですね。てっきりのこり 20 日で 250 USD を按分するのかと思ってましたが違うようです。
余談ですが、このリーダーセッションキャパシティも AWS クレジットの適用対象みたいです。安心しました。
さて有効化して 1 ~ 2 日経過したので、QuickSight アカウントを終了させましょう。
削除後の料金
削除後の料金を観察してみました。
結論としては次のように削除したタイミング以降の料金は発生しなくなりました。
月間プランなので、そこだけ請求され続ける可能性もあると思いましたが、これは前払い以外は全部無効化出来そうですね。
QuickSight サブスクリプション解除すごいな。
さいごに
本日は QuickSight アカウントを終了した時に購入しているリーダーセッションキャパシティの月間料金がどうなるのかを確認してみました。
リーダーセッションキャパシティ(月間プラン)も QuickSight アカウント終了後は請求されなくなりましたね。
QuickSight のリーダーセッションキャパシティを評価したいシーンは是非このことを覚えておいてください。埋め込みダッシュボードとかだと需要あるのではないかなと思いました。
あと、もし誰か年間プランで試した人がいれば教えてください。