[新機能] 東京リージョンでAmazon RDS for SQL ServerがMulti-AZに対応しました!
ついに!
今回ご紹介する新機能はこちらです!
東京リージョンで、Amazon RDS for SQL ServerがMulti-AZに対応しました。東京リージョンより先にソウルリージョンが対応した時には本当に悔しい思いをしました(参考:[新機能] Amazon RDS for SQL ServerがMulti-AZに対応しました(ソウルリージョンで))
RDS for SQL ServerのMulti-AZは、SQL Serverのミラーリング機能によって実現されています。詳しくは公式ドキュメントのミラーリングによる SQL Server マルチ AZ を使用するを参照してください。
Multi-AZに対応しているSQL Serverのバージョンは以下の通りです。
- SQL Server 2014: SQL Server Standard Edition
- SQL Server 2012: SQL Server Standard and Enterprise Editions
- SQL Server 2008 R2: SQL Server Standard and Enterprise Editions
Multi-AZに対応しているリージョンは以下の通りです。
- Asia Pacific (Seoul)
- (new!)Asia Pacific (Sydney) – Supported only for DB instances in VPCs.
- (new!)Asia Pacific (Tokyo) – Supported only for DB instances in VPCs.
- EU (Ireland)
- (new!)South America (São Paulo) – Not supported on m1 or m2 DB instances.
- US East (N. Virginia)
- US West (Oregon)
やってみた
AWS管理コンソールから東京リージョンでRDS for SQL Serverを立ち上げます。[Select DB Engine]画面で、"SQL Server"を選択します。今回は[SQL Server SE](Standard Edition)を選択します。
[Specify DB Details]画面の[Multi-AZ Deployment]項目で、[Yes(Mirroring)]を選択します。
他の設定値は通常のRDS for SQL ServerをLaunchするときと変わりませんので割愛。Launchすると、[Multi-AZ]がYesになります。
Launch時のログ。Mirroring処理が走っています。
ということで、東京リージョンでRDS for SQL ServerのMulti-AZ構成ができるようになりました!
さいごに
本当に待ちわびていた機能です。これまでお客様のニーズに応えたくても、これが出来ないがために代替え手段をご提供していました。今後はSQL ServerでもRDSというマネージドサービスのメリットを活用することがです!