[新機能] 東京リージョンでAmazon RDS for SQL ServerがMulti-AZに対応しました!

[新機能] 東京リージョンでAmazon RDS for SQL ServerがMulti-AZに対応しました!

Clock Icon2016.06.10

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ついに!

今回ご紹介する新機能はこちらです!

東京リージョンで、Amazon RDS for SQL ServerがMulti-AZに対応しました。東京リージョンより先にソウルリージョンが対応した時には本当に悔しい思いをしました(参考:[新機能] Amazon RDS for SQL ServerがMulti-AZに対応しました(ソウルリージョンで))

RDS for SQL ServerのMulti-AZは、SQL Serverのミラーリング機能によって実現されています。詳しくは公式ドキュメントのミラーリングによる SQL Server マルチ AZ を使用するを参照してください。

Multi-AZに対応しているSQL Serverのバージョンは以下の通りです。

  • SQL Server 2014: SQL Server Standard Edition
  • SQL Server 2012: SQL Server Standard and Enterprise Editions
  • SQL Server 2008 R2: SQL Server Standard and Enterprise Editions

Multi-AZに対応しているリージョンは以下の通りです。

  • Asia Pacific (Seoul)
  • (new!)Asia Pacific (Sydney) – Supported only for DB instances in VPCs.
  • (new!)Asia Pacific (Tokyo) – Supported only for DB instances in VPCs.
  • EU (Ireland)
  • (new!)South America (São Paulo) – Not supported on m1 or m2 DB instances.
  • US East (N. Virginia)
  • US West (Oregon)

やってみた

AWS管理コンソールから東京リージョンでRDS for SQL Serverを立ち上げます。[Select DB Engine]画面で、"SQL Server"を選択します。今回は[SQL Server SE](Standard Edition)を選択します。

RDS_·_AWS_Console 2

[Specify DB Details]画面の[Multi-AZ Deployment]項目で、[Yes(Mirroring)]を選択します。

RDS_·_AWS_Console

他の設定値は通常のRDS for SQL ServerをLaunchするときと変わりませんので割愛。Launchすると、[Multi-AZ]がYesになります。

RDS_·_AWS_Console 3

Launch時のログ。Mirroring処理が走っています。

RDS_·_AWS_Console 4

ということで、東京リージョンでRDS for SQL ServerのMulti-AZ構成ができるようになりました!

さいごに

本当に待ちわびていた機能です。これまでお客様のニーズに応えたくても、これが出来ないがために代替え手段をご提供していました。今後はSQL ServerでもRDSというマネージドサービスのメリットを活用することがです!

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