re:Growth 2025 大阪で「 製造業における生成AIと フィジカルAIのユースケース紹介」というタイトルで登壇しました #AWSreInvent #cmregrowth

re:Growth 2025 大阪で「 製造業における生成AIと フィジカルAIのユースケース紹介」というタイトルで登壇しました #AWSreInvent #cmregrowth

2025.12.15

こんにちは、クラスメソッド製造ビジネステクノロジー部の田中聖也です。
2025年12月10日(水)に開催されたAWS re:Invent ふりかえり勉強会「クラスメソッドre:Growth 2025 大阪」に「製造業における生成AIと フィジカルAIのユースケース紹介」というタイトルで登壇しました。
https://classmethod.connpass.com/event/371780/

登壇資料

資料概要

登壇資料は以下二つのブログを合わせたような内容です

製造業で生成AIを使うことの難しさ

実務レベルで使えるようにするには「質の高いデータを収集する仕組み作り」が非常に大切になってきます。
質の高いデータ とはデータの使い方、業務内容で変わってきます。設備保全の場合だと、故障内容から交換する部品を教えてくれたらベストだと思います。そのためには、設備の故障履歴データが必要となってきます。単に「異音がしたのでプーリーを交換した」といったような「現象と結果」だけを書いたような故障履歴データでは、ベストな回答ができるような生成AIは作成が難しと考えています。なぜなら、実際の設備保全業務では、機械的に部品を外して少しづつ動かしてみたり、ラダーの動きを見ながら機械・電気複合的に故障の原因を突き止めていきます。また、異音といっても「どんな音なのか」が重要となってきます。よって、データを活用してベストな回答を求めるのであれば、故障履歴を記載するフォーマットを変更して、関係者に修理プロセスを含めてフォーマットに記載するようにお願いする必要があります。
同じような内容で大橋さんが記事を書いています。
https://dev.classmethod.jp/articles/reinvent2025-industry-ai-agent/

目的を持ってデータを収集する

DXという言葉を見るとダッシュボード表示、見える化が王道ですが、そもそもなぜデータを収集するのかをしっかりと考える必要があります。個人、部署、工場の単位で業務が楽になるために何のデータを収集して、どう活用するのかといったことをしっかりと意識して、データを取集し続ける仕組みが必要かと思います。

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