[小ネタ]Redshiftクラスターの稼働状況をワンライナーで確認する

常備しておきたいワンライナーとして、Redshiftクラスターの稼働状況を確認するワンライナーをご紹介します。
2021.05.20

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はじめに

データアナリティクス事業本部の藤川です。
案件で、Redshiftを使用することが多いのですが、業務終了後、開発で使用しているクラスターを止め忘れてしまいそうになり、背筋が凍ることがよくあります。特に、自動停止の仕組みを取り入れていない開発初期や、検証のための一時利用では止め忘れを起こしやすいと思います。

今回は、常備しておきたいワンライナーとして、Redshiftクラスターの稼働状況を確認するワンライナーをご紹介します。

事前準備

  • AWS CLIコマンドを実行できる環境

Windows 10ユーザーで、WSLを使用していない方は、ぜひこちらを参考にAWS CLIをインストールしてください。

やってみる

  1. 次のコマンドを実行します。--profileオプションのパラメータを適切に変更してください。
    aws redshift describe-clusters --profile HOGEHOGE | jq -r '.Clusters[] | [.ClusterIdentifier, .ClusterStatus] | @csv' | sed 's/\"//g'
  2. 実行結果は次のようになります。すべて、pausedになっていたら、安心して帰りましょう!
    cm-cluster001,available
    cm-cluster002,paused
    cm-cluster003,paused
    cm-cluster004,rebooting
    cm-cluster005,creating

さいごに

今回は、ワンライナーということで、AWS CLIコマンドをご紹介しました。
AWS上で定期的に実行し、pausedになっていないものがあればSNSで通知する等、応用できます。
また、AWS SAMのプロジェクトファイルを用意しておけば、簡単にデプロイできて、不要になったら削除できます。
ぜひお試しください。