入社して1ヶ月半が経ったので振り返ってみた

入社して1ヶ月半が経ったので振り返ってみた

2025.12.20

はじめに

こんにちは、製造ビジネステクノロジー部の石井です。
2025年11月にクラスメソッドにジョインして約1ヶ月半が経過しました。
この1ヶ月半で感じたことや実践したことを振り返りながら記録したいと思います。

クラスメソッドの文化で感じたこと

1. 「やってみる」文化

クラスメソッドでは、生産性向上につながりそうな提案は何でもウェルカムな空気があります。実際にClaude CodeやCursorといったAIツールも使用可能で、「これ試してみたいんですけど」と言えば基本的にチャレンジできる環境です。

正直、最初は戸惑いました。「どこまで自分の判断でやっていいんだろう?」と。前職ではお伺いを立ててから動くことが多かったので、「まずやってみていいよ」と言われても、その「やっていい」の範囲が分からなかったんです。

今はとりあえずやってみて、「やりましたーどうですか〜?」というスタイルに落ち着いています。迷ったらとりあえずやる。だめだったら取り下げればいいというマインドです。マネージャーからも「やってみ?」と背中を押してもらえるので、「じゃあやるか!」という感じで動いています。

2. フラットなコミュニケーション

歴や役職に関係なく、思ったことを言えるスタンスがあります。マネージャーからも「上下を意識する必要はないよ」と言われていて、案件内でも「こうしたらいいかも!」と思ったことはとりあえず言ってみる。言えばみんなで前向きに話ができるので、とてもやりやすいです。

象徴的なのが「誰とでも雑談」という入社時のイベント。文字通り、社長でも役職者でも、自分が話したい人と誰でも雑談OKという制度です。会社の方針やエンジニアに求めること、各部署でどんなことをやっているかを直接聞けるのは、とても面白い体験でした。

3. リモートワーク環境

意外だったのは、みんな拠点がバラバラだということ。名古屋オフィスで同じ部署のメンバーは一人だけで、同じ案件のメンバーは名古屋に一人もいません。ただ、案件メンバー自体が各地に散らばっているので、リモートワークでのコミュニケーションが当たり前になっていて、そこまで気になりません。

とはいえ、名古屋の拠点自体が比較的新しいので人数がまだ少なめで、、少し寂しさを感じることも...。

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この1ヶ月半で取り組んだこと

1. 開発スタイルの変化

進め方の違い

前職と比較して大きく変わったのは開発の進め方です。

前職ではウォーターフォール型で、設計書をガチガチに書いてから開発に入るスタイルでした。一方、今のプロジェクトではお客様とどの機能を1stリリースにするか、機能をどうしていくかを都度詰めていくスタイルです。

実装しながら確認できるので、設計時の考慮漏れによる手戻りが少ないと感じています。ウォーターフォールだと設計考慮漏れがどうしても発生して、開発フェーズやテストフェーズで課題として修正になることが多かった印象があります。

開発環境・ツールの最適化

前職と比較して、開発環境のツール周りがしっかり整備されていると感じました。

バンドルツールやモノレポツールがきちんと選定・設定されていて、ビルドもlintもテストも爆速で回ります。前職では有識者が少なく常に時間に追われていたので、こういったツール周りの改善は自分の趣味でやる感じでした。改善に割けるリソースの違いを実感しています。

また、ドキュメントは基本的にマークダウンで書く文化で、AIツールを積極的に活用することが前提になっています。

2. 新しい案件へのキャッチアップ

最初にやったこと

案件にアサインされた当初は、現行システムの仕様を読み解いたり、環境を理解したりするのに時間がかかりました。

また、案件の進め方やお作法みたいな「雰囲気」があるのかなと思って、そこを探るのに少し時間をかけていました。ただ結論として、あまり気にする必要はありませんでした。やり方は個々人のやりたいようにやって、「こうした方がいい」という改善点はフィードバックをもらえるので、それをもとに改善していけばいいというスタンスでした。

Claude Codeを壁打ち相手に

既存コードを読み解くのが大変でしたが、Claude Codeの調査力が半端なくて、最初はめちゃくちゃ壁打ちしていました。

そもそも用語がわからなかったので、ドメイン知識から深掘りしていきながら全体的な理解を深めていきました。ロジックの細かいところも質問しながら理解を進められたので、キャッチアップのスピードはAIのおかげでかなり上がったと思います。ちなみに今でも結構Claudeと仲良くしてます。

3. AIツールの活用

活用シーン

現在の案件ではClaude CodeやCursorといったAIツールを業務で使用できます。

自分は主にコード理解・調査のお供として活用しています。「この処理は何をしているのか」「この用語の意味は」といった質問を投げながら、理解を深めていくスタイルです。もちろん実装もお願いしてます。

気をつけていること

AIツールを活用する上で気をつけているのは、情報漏洩です。

業務で使うツールについては、学習に使用されないことを絶対に確認するようにしています。便利だからといって何でも投げていいわけではないので、そこは意識して使っています。

4. ビジネス・文化的な取り組み

AWS認定試験への挑戦

最近リリースされた「AWS Certified Generative AI Developer - Professional」のBeta試験に挑戦しました。Bedrockの話題が多いものの、権限周りなど幅広い分野から出題されました。

結果は残念ながら不合格でしたが、来年リベンジ予定です。
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試験対策アプリの自作

今まで取得したAWS資格は公式ドキュメントとUdemyの問題集を使って勉強してました。
ですが今回の試験、新しすぎて教材がほとんどありません。
そこで「ないなら作ろう」ということで、Swift/iOSアプリ開発に入門しながら、自分用の演習アプリを作りました。

iPhoneとMacユーザーになったタイミングだったので、ちょうどいい入門課題でした。ClaudeCodeをフル活用して、約8時間で完成。正直、Swiftのアーキテクチャはほとんど理解していませんが、動くものができてしまう時代に驚いています。

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このブログが初投稿

実はこのブログが、クラスメソッドでの初めてのブログ投稿です。
※ジョインブログを除く

今後の抱負

1. 短期的な目標

  • AWS認定全冠を達成する(2026年3月まで)
  • AWS AI関連サービス(Bedrockなど)の理解を深める
  • システム構成を自分で設計し、CDK/CloudFormationで構築できるようになる

2. 中長期的な目標

  • 技術の幅を広げ、お客様に最適な提案ができるフルスタックエンジニアになる
  • 要求を聞いて、実現方法を自分で考えて設計できるようになる
  • 改善を積極的にフィードバックしてプロジェクトを良くしていく
  • 後輩育成や知見共有など、教える側としても貢献したい

おわりに

入社して約1ヶ月半、本当にあっという間でした。

「とりあえずやってみ?」と背中を押してくれる環境、フラットに意見を言い合えるチーム、そしてAIツールをガンガン使える開発体制。前職との違いに戸惑いながらも、この環境で働けることに感謝しています。

まずは3月までにAWS全冠を達成して、その先はお客様に最適な提案ができるフルスタックエンジニアを目指していきます。やることは山積みですが、「やってみる」精神で一つずつクリアしていきたいと思います。

最後に改めて...

名古屋オフィス、仲間募集中です! 一緒に働いてくれる方、お待ちしています!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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