【レポート】Deep Dive on Amazon S3 & Amazon Glacier Storage Management with Special Guest, Alert Logic #reinvent #STG311

2017.11.29

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

コンニチハ、千葉です。

S3 と Glacierに関するディープダイブのセッションレポートをお届けします。

このセッションで期待すること

  • S3ストレージの管理概要
  • データを整理する
  • どのように保管すればよいか理解する
  • Alter Logicでどのようにストレージのスケールを管理しているか

S3でのストレージ管理

  • タグによるデータ整理
  • モニタリング
    • S3 Inventory
    • CloudWatch
    • CloudTrail
    • Storage Class Analysis
  • アクション
    • クロスリージョンレプリケーション
    • ライフサイクルポリシー
    • Event Notification
  • セキュリティ
    • KMS
    • IAM
    • パーミッションチェック
    • 暗号化
    • Trusted Advisor
    • Macie

タグによる管理

  • データの分類
  • S3 AnalysisとCloudWatchでのフィルタ用のタグ
  • アクセス制御、ライフサイクルポリシー用のタグ

タグを利用したパーミッション設定の例

S3 Inventory

S3のインベントリ(ファイル名、サイズ、ストレージクラスなど)の情報を定期的に出力できる

インベントリに新しく以下の項目が追加された

CSV/OCRでのアウトプット、Athenaでのクエリでの検索ができるようになったのは大きいですね。QuickSightでの可視化もできるようになります。

CloudWatchメトリクス

様々なメトリクスを取得できます。

Storage Class Analytics

  • ストレージの使用状況の確認
  • 30日以降、標準-IAクラスに変更した方がいいオブジェクトのレコメンド
  • ストレージの日時レポートの出力

QuickSightによる可視化

セキュリティ状況の可視化

  • 暗号化ステータスをS3 Inventoryで確認
  • バケットの権限をマネジメントコンソールより確認

ライフサイクルポリシー

  • ルールを作成し、ストレージタイプの変換やファイルの削除
  • 例:S3 Standard > S3 Standard-IA > Glacier

クロスリージョンレプリケーション(CRR)

  • クロスリージョンでのデータの同期
  • CRRでのクロスアカウントレプリケーション

デフォルト暗号化

  • S3バケットに書き込みした全てのオブジェクトを暗号化

Amazon Macie

  • 機械学習により自動でセキュリティチェック

Alert LogicでのS3活用

  • データは30PB以上
  • 毎月2PB以上増える
  • データは7年以上保存
  • 利用しているS3の機能

最後に

S3メインのディープダイブでした。InventoryやAnalyticsの機能は、普段使っていなかったので勉強になりました。身近なサービスですが、ディープダイブできてよかったです。