AWS初心者のre:Inventの回り方 #reinvent

AWSを触り始めて数週間の初心者がre:Invent 2018に初参加した経験から、同じような初心者が参加する際に考えるといいと思うことをまとめました。
2018.12.04

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re:Invent 2018が終わって数日経ちました。 自分は今回が初参加で、かつAWSを触り始めて数週間という初心者の状態で参加してきたのですが、 そんな自分が個人的に感じたこと、良かったこと、後悔したことなどを踏まえて、 AWS初心者がre:Inventに参加するときに考えるといいと思うことをまとめてみました。

セッションの選び方

200番台を選ぼう

re:Inventのセッションは、内容のレベルに応じて以下の3段階に分かれています。

  • 200 - Introductory
  • 300 - Advanced
  • 400 - Expert

このうち300番台、400番台のセッションは、AWSの基本的な知識はあるものとして進んでしまうため、背景知識のない初心者が内容を理解するのはかなり困難です。ですので、なるべく200番台を中心にすると良いと思います。

自分は最初に参加したセッションが1mmも理解できず、その後のスケジュールを慌てて変更しました。

ワークショップに参加してみよう

re:Inventのセッションには、自分で手を動かして学べるワークショップというタイプのものもあります。 多少の英語力が必要になりますが、せっかく現地に行くことですし、黙って難しい話を聞いているだけよりはるかに理解が深まると思いますので、ぜひ参加してみると良いと思います。その際は、やはり200番台を選ぶのが良いでしょう。

自分はワークショップには参加しませんでした。すれば良かったな、とちょっと後悔しています。

イベントの楽しみ方

基調講演はぜひ1度は現地で参加しよう

基調講演(Keynote)は、新サービスの発表などが行われるre:Inventのメインイベントで、何かのライブかのような派手な演出の中で行われます。 なかなか体験できない雰囲気ですので、初めての方は1度は現地で参加してみると良いと思います。

以下は今年のKeynote 1日目です。

ちゃんと寝よう

re:Inventの朝は早く、基調講演は朝8時ごろから開始されます。 その前に会場で提供される朝食を食べたりすることも考えると、朝6時ごろには起きて行動開始することになり、必然的に寝不足になりがちです。 あまり無理せず、十分な睡眠を心掛けましょう。

自分はあまり寝なかった結果、最終日は強烈な眠気に襲われ、ほとんど役に立ちませんでした。

できれば認定を取っておこう

re:Inventの会場には認定取得者だけが入れるラウンジがあります。 ラウンジにはイスも机も電源も飲み物や軽食もあり、特にPCを持ち歩いて作業したい人にとってはラウンジに入れるかどうかはかなりの差です。 初心者にとってはもちろん簡単なことではありませんが、できれば事前に認定を取得しておくことをお勧めします。

自分は認定を持っていなかったため、初日は会場のホテルの空いている床に座って過ごしていたのですが、 2日目の朝に現地で認定を取得し(参考)、その後はラウンジに入れるようになりました(結局そんなに使わなかったですが)。

最後に

以上、今回参加した経験を踏まえてまとめてみました。初心者にとっては正直しんどい場面も無くはないですが、 これからAWSを使っていく人にとって良い刺激を受けられるイベントであることは確かです。 来年参加する方の参考になれば幸いです。